エマージェンシーツールをBANANA号とDECOMA号で兼用しようと、ツールケースをいろいろ物色していました。
Amazonやワールドサイクルを見ていると色んなところから色々発売されています。
ほとんどのものがパカッと二つに開くタイプ。入れた物が落ちないようにメッシュが付いています。
真ん中よりちょっと上までのメッシュが両側同じようになっているものと、片側は同じですが、もう一方全面がメッシュになっていてファスナーで開閉するものもありました。
その中からWizardの「防水ツールケース WZ TC-1021G」を注文して、やっと届きました。
手に入れたものは全体がブラックのもの。姉妹品にファスナー部分がレッドとブルーになっているものもあり、ちょっと値段が高くなっています。
ボディ表面はカーボン柄ですが、材質はポリウレタンで、押すと凹むような硬さ。
ボトルと同じようにくびれがあります。
これにした理由は色々ありますが、一番の理由は価格が安かったこと。
現在Amazonでは、「WZ TC-1021G」は定価の2,160円で販売されていますが、注文時は1,516円でした。ただ、在庫切れでいつ入手できるかわからない状況。
しかし、他のサイトを見ても高額に設定されていたし、すぐに必要なものでもないので、値上がりを見越して注文することにしました。
実際には18日後に届けられたのですが、その間にどんどん値上げされていきました。注文時の価格のまま手に入るのがAmazonの良いところです。
「WZ TC-1021G」は両側のメッシュが半分強覆われているタイプですが、その方がちょっと嵩張るものがあったとき、上部の空間が生かせるのではと思ったのです。
また、先人の評価では完全な防水ではないらしいが、ある程度の防水性が期待できること。表面がカーボン柄で見た目に高級感がありそうだったことが主な選択理由です。
新品だとちょっと臭いがきつい。納品されたばかりの新車の香りというか、あまりそばに置いておきたくない。そのうち薄くなるのを期待したい。
それから、Amazonのレビューでも書かれていましたが、ファスナーが防水仕様のためかコーナーで引っ掛かるというか、重たくなります。
スラーダーを外側へ引っ張りながら移動させると、若干スムーズにコーナーを抜けることができます。
ファスナーの動きが悪いときは、ローソクを潤滑剤代わりにするのが定番ですが、色移りを防ぐため白いローソクを用い、使い古しの歯ブラシでローソクを擦り、その歯ブラシでファスナーを擦るのがローソクのカスを出さないプロの技らしいです。
重量の実測は85g。
自転車に載せるとこんな感じ。ボトルケージに入れるときちょっときつめ。
手持ちのツールを入れてみました。これでパンパンいっぱい。
入っていたものはgrungeポンプアダプター、チューブ、TNIインフレーター、CO2ボンベ、ゴム糊・パッチ・紙やすりのセット、airboneミニポンプ、プラスドライバー、チェーンカッター、4mmアーレンキー、5mmアーレンキー、タイヤレバー、ニトリル手袋1組。
こんだけ入れても、振るとカタカタ音がしました。ニトリル手袋を広げて挟むと音がしなくなりました。緩衝材代わりに良いかも。
ポンプアダプターとプラスドライバーがスペースを取ってるからコンパクトにしたいな。
チューブは載せる自転車に適合するものに入れ替えて運用します。しばらくはこのスタイルで通してみたい。