孫ができてクルマにチャイルドシートを付けなくてはならなくなった。
一緒に住んでいないのでたまにだが、クルマに乗る機会はあるのだから必要になった。
バモスの時はクルマ自体が古かったので気にもしなかったが、フリードプラスはまだキレイなので気を遣うことにした。
孫が乳児から幼児になって、チャイルドシートも成長に対応するものを新調したから、それを設置する座面の保護に「Rozally チャイルドシート保護マット」を購入した。
製品にはカラーの取扱説明書も付属していた。
製品の仕様は写真の通り。重要なのは固定するためにヘッドレストが必要なこと。ヘッドレストのないハイバックのようなシートには取り付けできない。
保護マットはシートベルト固定式にも、ISO FIX固定のチャイルドシートに対応する。
保護マットをチャイルドシートを設置するシートの座面に置き、ズレ防止ピースをシートの座面と背もたれの間の隙間に差し込む。
チャイルドシートを設置するシートは2列目または3列目のシートが推奨されている。
助手席は万一エアバッグが作動した場合に、エアバッグとチャイルドシートの間で子どもが強く圧迫される危険があるため避けた方が良い。
隙間が狭くても保護マットの後端が背もたれに接するまで頑張って差し込む。
保護マットの裏面には滑りにくいような加工がされている。
保護マットの背もたれ部にベルトが取り付けられている。
このベルトをシートのヘッドレストの後ろ側に通し、バックを留め、長さを調節する。
取り付け完了。写真には折りたたまれて写っていないが、シートの前面をカバーする前垂れが付いている。
チャイルドシートを設置した状態。
取り付けたチャイルドシートはコンビの「ジョイトリップ アドバンス plus」。
グレーとブラウンがラインナップされているが、なぜかブラウンの方が安く売られている。性能は一緒なのでブラウンをタイムセールでさらに安くなったときに購入した。
また、姉妹品の「ジョイトリップ アドバンス」が「国土交通省が実施する自動車アセスメント事業の「チャイルドシートアセスメント」で評価が高かったのもこれを選んだ理由。
2024年12月22日 園芸
高儀 シャークソー 替刃式サヤ付剪定カーブソー 自在目 270mm
庭の樹木の剪定で、直径30mm程度の枝までなら千吉 伸縮太枝切狭 SGFL-6で簡単に切断できる。
しかし、それ以上の太さとなると無理。そもそも口に枝が入らない。幹ならなおさら。
折りたたみ式の剪定のこぎりを昨年購入したが、あまり効率よく切れないので新しい剪定のこぎりを手に入れることにした。
購入したのは高儀の「シャークソー 替刃式サヤ付剪定カーブソー 自在目 270mm」。
サヤ付きで刃がカーブしているノコギリ。長さ270mmのものを購入したが、300mmのものもラインナップされている。
替え刃も用意されているので、切れなくなっても安心。長く使えそうだ。
刃はヤニが付きにくいフッ素コーティング。所々に大きく開いたU窓が特徴で、切り屑を効率よく排出してくれる。
カラタチの枝と松の幹を切ってみた。
難なくザクザクと切れた。折りたたみ式の剪定のこぎりでは松を切るのにも時間が掛かったけど、あっさり切ることができた。
畑の横にデカくなりすぎたデイゴの木があり、畑の日陰になっている。こいつの幹を思いっ切り短く切りたいと計画している。
手始めに右側の幹の上の方をシャークソーで切ってみた。
デイゴの幹は比較的柔らかくて、CDサイズくらいの直径があったが、四方から鋸を入れて短時間で切ることができた。
知り合いにチェーンソーで切ってもらう予定だったけど、シャークソーで切れそうな気がしてきた。
2024年12月9日 園芸
アルス アンビル剪定鋏 VA-7Z
住んでいる地域では、家庭から出る伐採した樹木の枝を処分回収するサービスを無料で行っていた。ところが昨年から市からの処理費補助がなくなり、サービスを継続できなくなってしまった。
それで、燃えるゴミとして指定のビニール袋に入れて回収日に出すのだけど、切った枝をそのまま袋に入れると隙間ばかりできて、袋がいくつあっても足りない。ゴミ袋は有料でタダではない。
なので、切った枝を5〜10cmくらいに細切れにして袋に詰めることにした。
庭の畑の隅っこに植えていたカラタチの木を伐採したのだが、こいつらのトゲはとても鋭い。切ってからしばらく放置しておいたらより固くなって凶暴性が増していた。
伐採したばかりのトゲでも踏んだら靴底を突き抜けて痛い思いをしたことがある。
そんなやつを相手に我が家にある剪定鋏ではかなり力が必要で、数も多いと手も痛くなる。なかなか難儀なので新兵器を用意することにした。
手に入れたのはアルスコーポレーションの「アンビル剪定鋏 VA-7Z」。
昨年デイゴの枝を伐採するのに購入した「千吉 伸縮太枝切鋏 SGFL-6」。この鋏もアンビル型で、太くて固い枝もスパスパ切れるのでとても感動した。そこで今回もアンビル型を購入した。
この剪定鋏を選んだ理由は、アルスコーポレーションは大阪府堺市のメーカーで製品は純国産。アンビルは金属製で、アンビルも切り刃も交換可能で、それぞれ入手性が高い。
VA-7Zは全長が180mm(刃長35mm)で手の小さい人向け。手の大きい人向けの全長200mm(刃長47mm)のVA-8Zもラインナップされている。
切断能力目安はVA-7Zは生木で直径22mm以下。VA-8Zは25mm以下。
アンビルはハードクロム仕上げの亜鉛ダイカスト。切り刃はフッ素樹脂加工された高炭素刃物鋼。グリップはアルミダイカストにビニールコーティングされている。
ドライバー1本で刃の交換ができるのは経済的。「MADE IN JAPAN」の刻印が頼もしい。
鋏の上部には2段階安全ストッパー付き。安全ストッパーを①の方向にずらし、②の方向にずらすと刃先が開く。
直径10mmくらいのカラタチの枝もスパッと切れる。スパスパとただ切るだけならアンビル型が力が要らなくて作業が捗る。ちょっと高かったけどこの鋏にして正解だった。
白内障の進行を遅らせる目薬を10数年前からずっと差し続けてきたが、ついに白内障の手術をすることになった。
普段通っている眼科クリニックでは白内障手術を行っていないため、地域の基幹病院である中東遠総合医療センターで、基本的に1泊2日の入院が必要だと。
クリニックから診察予約をしてもらい、約1ヵ月後に最初の診察。その時に手術日を予約した。予約が込んでいるため最短で5週間後だったが、こちらの都合でさらに1週間あとになった。
最初の診察から2週間後には入院前検査と入院の説明のために家族同伴で来院。
入院日3日前から感染症予防のために「ガチフロ」点眼液を1日4回差す。その時に目の周りの洗浄や点眼後の残液のクリーニングのためにクリーンコットンで拭くように指導された。
また、複数の点眼液を差す場合、間隔を5分以上開けるためダイソーのタイマーも用意した。
このクリーンコットンは手術後も使用するため2箱購入するように言われたが、枚数的には分からなかったので写真の製品を2箱ずつネットで購入した。
当日午前10時に入院。病室に入ると瞳孔を拡げる点眼液を時間をおいて数回差し、その後手術前の診察があった。
手術は午後2時頃と事前に聞かされていたが、昼食が配膳される頃に時間が早まったと連絡があり急いで昼飯をかき込み、慌ただしい展開になった。
手術室へは看護師が車椅子で運んでくれる。手術台に上るまで何度も名前や生年月日を言わされ、事故が起きないよう慎重な対応が行われた。
手術台で医師に手術中は目が見えるのか尋ねたら、「皆さん真っ白に見えるそうだ」という回答。自分の場合はピンク色だった。
麻酔の点滴を差し、頭が動かないように固定され、顔や胸に幾重にもカバーが掛けられ、目には瞬きができないようにがんじがらめにされ、手術が始まる。
最初はライトの眩しい光で真っ白だった視界がピンク色に変わり、その中に3つの丸い光が見える。医師から左を見て、上を見て、下を見てといろいろな方向に向かされるうちに手術は終わった。
手術は15分くらいで終わると聞かされていたが、瞬きできない状況だとすごく長く感じた。
術後、手術をした目には眼帯をしており洗顔や入浴はできないが、あとは普通にすることができた。でもやることもなくただベッドで寝ているだけ。
翌日、朝食の後に診察があり、すぐに眼帯が取れ、普通に目を使うことができた。
病室に戻ってしばらくすると薬剤師から退院後に差す3種の目薬を渡され、使い方の指導。それから迎えの家族が来たら退院となった。
他院後の目薬は朝・夜は3種とも、昼は青いキャップ以外の2種類だけを差す。これらの目薬がなくなるまで差し続ける。約1ヵ月くらいで目薬はなくなった。
退院してからは経過観察で2回、日にちを開けて通院し、経過良好ならいつも行くクリニックで最終確認。今まで10何年、日に3〜4回差し続けていた白内障の目薬から解放された。
2024年11月30日 雑記
築山だった場所に合併浄化槽を設置
我が家の家の前に築山が造ってあり、駐車スペースを拡げるために撤去することにした。
築山は観賞用の桃の木やアケビ、紫陽花など種々雑多の樹木や草木が雑然、鬱蒼と茂りてんこ盛りな状態だった。
これを撤去、コンクリートで整備する見積もりを業者に依頼したら、結構高額な見積もり。知人に相談したら、ユンボを貸すから自前でやれと言うので、その話に乗ってみることにした。
まず、ユンボと一緒に借りたチェンソーで太い幹を切断。草を引っこ抜き丸坊主にした。
築山を囲っていた大きな岩をユンボで撤去し、山を崩していく。初めて操作するユンボは素人には難しく、シャベルで土を掬うと本体が持ち上がって怖い。
結局ユンボの持ち主や、ユンボの操作に慣れている別の知人の助けを借りて山を崩した。
跡形もなくなった築山跡。
撤去した岩は庭石を欲しかった人のところへ。草木は地区の回収に出したり、知人の空き地に搬入。土も知人の空き地の埋め立てに使うということで無料で処分することができた。コンクリート屑だけは産廃業者に持ち込み、これだけは処分費用が必要だった。
しばらくは土が剥き出しのまま放置していたが、この状態だと雨が降るたびに土が流れてしまう。砂利を入れるか、コンクリートで舗装するか悩んでいた。
そんな時、市の広報誌で単独浄化槽から合併浄化槽の切替工事に補助金が出ることを知った。
この場所を単純に舗装するなら補助金を貰って浄化槽を切り替え、ついでにクルマが駐められるようなコンクリート舗装をすることにした。
昨年の7月に築山を更地にし、10月に業者に浄化槽の話を始めて見積もりが出たのが今年の6月。それから市への補助金申請の書類や家の間取り図などを7月に提出し、補助金の決定通知書が届いたのが8月22日。工事が始まったのが9月18日からだった。
最初の日は3トンのユンボが深さ2m以上の穴掘り。穴の上部にフレームを設置して周囲に崩落止めのシートパイルを挿入。シートパイルはユンボのシャベルで圧入する。
その後穴の底に浄化槽が乗る台座のために厚さ10cm位のコンクリートを敷設してこの日は終了。
翌日に浄化槽を搬入。ユンボのシャベルで吊り下げて穴の中に設置する。
鎮座した合併浄化槽。フタは工事が終わるまでの仮設用なので汚れている。
次に川砂を積載したダンプが登場し、穴の中に投入する。
浄化槽が砂で埋められた。
数日後、配管の工事が始まった。浄化槽を埋めるまでは数人で作業していたが、配管の敷設工事はずっと一人で作業されていた。
写真は浄化槽から放流する配管を敷地内地下を通る暗渠に通すための溝を掘り始めたところ。配管工事は浄化槽から上流へ向かって工事が進められる。
浄化槽を建屋の南西側に埋めたためと配管を通す経路の都合で、建物を4分の3周ほど周回しなければならない。また、途中まではユンボが使えるが4分の2周分はユンボが通るスペースがないため手掘りとなる。
地面が固いと小型のユンボでも一発で掘れず、電動工具を使って土を砕き、ユンボで掬うという作業の繰り返し。溝を掘っては配管を埋め、徐々に上流に向かって行く。
やっと北側にある古い浄化槽のところまで配管が進んできた。
配管の敷設が進むにつれ、最初は台所の排水から使用できるようになり、最後にトイレが使用できるようになった。
古い浄化槽は半分にカットされ、消毒し、埋め戻される。
太い管と細い管が写真に写っているが、太い管は排水用で、細い管はブロアからの空気配管。電源の都合でブロアを元からあった北側に設置したため。
すべてが埋め戻され、新しい土を入れて整地された。
新しい浄化槽の周りの土を10cmほど掘り下げられ、そこにドライコンクリートが混ざった砂利や砂を入れ、転圧機で平坦にならす。
浄化槽のマンホールの周りは頑丈そうなフレームで保護。
周囲にはコンクリートのひび割れ防止用のワイヤーネットを敷き詰めた。
既に攪拌された砂利入りのコンクリートをダンプで持ってきて、ユンボで掬って投入。キレイに慣らしていく。
ブラシで滑り止めのヘアライン仕上げ。コンクリートが固まるまで1週間から10日ほど放置。
ここまでに途中で何日か我が家と工事会社の都合や休日などで工事ができない日があったが、工事開始から約1ヶ月半ほど掛かった。
コンクリートが固まった後にマンホールのふたを重量用のものに交換してもらった。このふたは6トン車まで耐えられるそうだ。
作業中にも職人さんが要所要所で作業写真を撮っていたが、最終完成状態の写真を撮って、工事会社から市役所に完了報告を提出。その後市役所からも確認に訪れ、先日最終的な補助金決定通知書が来て、口座に振り込まれる。