単眼鏡・Kenko リアルスコープ 6×16 ミニ

ももいろクローバーZ主演の舞台「幕が上がる」を5月16日に観に行く。
演出の本広克行監督が「Zeppブルーシアター六本木は結構広いので、後方席の観客の皆さんはオペラグラスとかあればそれで、ご鑑賞下さい。」とツイートしてた。

発券した席順はちょい後方なので、何らかの用意をした方が良さそうだ。表情とか見たいし。
双眼鏡が家にあるが、デカい、重い、見づらいの三重苦で、旅の荷物としてあまり持って行きたくない感満載。粗品で貰った単眼鏡も家のどっかにあるはずなのだが見つからない。

そこで、なるべく安くて良いものがないか調査することにした。

双眼鏡や単眼鏡の選択基準として、倍率・明るさ・実視界・アイレリーフが肝心のようだ。

倍率は見る対象によって、大きければ良いってもんじゃない。観劇なら6〜8倍くらいらしい。
明るさはスペックの数値が大きいほど明るい。その際「ひとみ径」というスペックがあり、これも大きいほど明るく見やすいようだ。
実視界は角度であらわし、数値が大きいほど広い範囲が見える。
アイレリーフは「接眼レンズ最終面から「ひとみ」ができる位置(アイポイント)まで測った長さ」で、長いほど眼鏡を掛けた状態でも視野がケラレずに見ることができる。

あとは本体の大きさとか重量とか。重いと長時間使用すると腕が疲れる。そして、一番大事なのはお値段だ。スペックが良いものはやっぱりお高い。

調べてわかったのだが、世の中には博物館や美術館にも持って行くギャラリースコープというジャンルがあるのだ。
これは近距離からピントが合う単眼鏡で、絵画や展示物の細部をじっくり味わうために使う。展示物までの距離が充分近ければルーペで良いが、あまり近づけない場合に威力を発揮する。

近距離から遠距離まで使えるギャラリースコープ、使い出がありそうだ。そこでオペラグラスではなくて、あえて単眼鏡を手に入れることにした。

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手に入れたのはKenkoの「リアルスコープ 6×16 ミニ」。

Kenko製品というと、フィルター以外の低価格ビデオカメラでは微妙な製品もあるが、このリアルスコープは結構まともな製品のようだ。
このリアルスコープシリーズの上位機種、8×32もよりおすすめなようだが、サイズが大きく価格も高くなる。

紙箱の中に、本体・対物レンズキャップ・対眼レンズキャップ・ストラップ・収納ケース、そして取扱説明書と保証書が入っている。

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本体サイズはφ31×72mm(実測φ31.4×70.2mm)。思った以上に小さく、比較したロジクール・ワイヤレスマウス M325tよりずっと小さい。

スペックは倍率6倍、対物レンズ有効径16mm、実視界9.3°、明るさ7.2、ひとみ径2.7mm、アイレリーフ12mm。

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ピントはローレットが刻まれた焦点調整リングを回して合わせる。対眼レンズ側に視度調整はなく、メガネを掛けてても裸眼でも焦点調整リングだけでピントを合わせることができる。

最短合焦距離は25cmだが、実際はもう少し近くてもピントが合う。近距離を見るときほど鏡筒が伸びた状態になり、一番伸ばした長さは実測93.2mmだ。

遠距離では被写界深度は深いのでピントが合わせやすく、観劇では問題ないだろう。近距離では被写界深度が浅く、ちょっと動くだけでピントがズレてしまう。コツや慣れが要りそうだ。

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片手で持って焦点調整リングを回すのは難しい。小指と薬指の指全体で焦点調整リングを支えるように持ち、親指と人差し指でゴム見口をつまみ、ゴム見口側を回すやり方なら片手で何とかなる。

明るさはほぼ肉眼で見た時と変わらない印象。

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メガネを掛けたまま見るには、接眼レンズのゴム見口を折り曲げると視野がケラレない、と説明書には書いてあるが、やっぱり裸眼の方が見やすい。

ゴム見口を折ると、そのままではキャップが着けられない。
対物レンズキャップはユルユルですぐに外れる。キャップの内側に「32」と刻印されているってことは、本体のスペックと最初から合ってないだろう。
対物レンズキャップを着けて収納ケースに入れても、取り出すときには外れている。紛失の可能性が高いので何らかの対策が必要だ。

とりあえずキャップの内側に黒のビニールテープを貼って、はめあわせをキツめにしてみた。
あまりキツくすると、キャップを外すときに対物レンズ端に貼ってあるローレット状のゴムリングが剥がれてくるので注意。

ってか、早速外へ持ち出し試運転。気がつくとゴムリング全体がベロンと剥がれ、焦点調整リングからぶら下がっていた。気がつかなければ危うく行方不明になってしまうところだった。
ゴムリングが貼ってあったところを観察すると、あまり接着剤が塗布されていないようだ。紛失する前に家にあった両面テープで貼り直した。

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付属のストラップは本体横に取り付けられ、首からぶら下げられるだけの長さがある。
片手で対眼レンズ側を回す場合はストラップがちょっと邪魔になる。片手回しは微調整で使うのが良いだろう。

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スペックでは重量65gのところ、実測54g。かなり軽く首に掛けても負担がない。

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収納ケースはチープだが、ないよりマシ。ストラップを本体にクルクルと巻き付けてやるとケースに入れやすい。
横に穴が開いていて、ストラップを通すには穴が小さい。使い方がよくわからない。

現在Amazonが一番安値だが、注文時は在庫切れで納期が間に合わない可能性があったのでキャンセル。150円くらい高くなったが在庫のあるケーズデンキでゲットした。

舞台「幕が上がる」は初日を迎え評判も上々のよう。楽しみだ。
観に行くのは16日だが、せっかく上京するので、前日に国立科学博物館を見学して一泊する。今度の武器はこちらでも役に立ちそうだ。

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