2014年7月18日 DIY
ウレタン・キャスター
デスクチェアのキャスターでフローリングを痛めるのが嫌だったので、保護のために1畳程のカーペットを敷いていました。
だけど、そういうのってカーペットの端やその裏側にゴミがたまりやすいし、いろいろ良からぬものが湧いたりして、掃除をまめにやらないとまずい。
気にし始めると気になるので、カーペットを排除する手段を探りました。
やっぱりキャスターが悪者なので、フローリングに優しいキャスターはないかと「キャスター フローリング」でググってみたら、ウレタン・キャスターというものがありました。
ゴム製のものもありますが、ちょっと高い。今回はウレタン製にターゲットを絞ります。
Amazonでレビューを読むと、それなりに効果はあるようです。ただ、ネットで探しても種類があんまり出てこない。ほぼサンワサプライばかり。
訳あってアンチ・サンワサプライなので「Bauhutte(バウヒュッテ)オフィスチェアキャスター BPC-02(5個セット)」というのが値段も安いし、ピン軸の仕様も合いそう。
キャスターのサイズも大小あるようです。こいつは直径約65mmで、でかいほうが床の負荷的には有利でないか?ということでこれに決めました。
ピン軸はたいてい直径11mmくらいのようですが、サンワサプライのは長さが26mmと書いてあり、本品は手前の太い部分込みで23mm。
一応注文する前に、元々付いていたキャスターを引き抜き、ピン軸の寸法を測ってみました。ほぼニアイコールと判断。
届いたキャスターは見た感じも触った感じも元のものと同じよう。元のものもウレタン製?と不安になります。押してへこむようなソフトなものではありません。
キャスターの交換はそれなりに大変でした。YouTubeのムービーでは簡単に交換していましたが、まず元から付いているキャスターを抜くのが大変。
マイナスのドライバーを突っ込んで、てこの原理で・・・と文字では簡単ですが、ドライバーが入るスペースを作るのがままならない。
マイナスドライバーやらドライバーセットにあった簡易釘抜きみたいなのを突っ込んでちょっと引き抜き、さらにラジオペンチで挟んで引き抜く、というような工程で5本ともキャスターを外します。
ドライバーも釘抜きもラジオペンチも、てこの原理を使うのでチェアーの脚がプラスチックだと当然キズが付きます。キズが付かないように何かをかましたいが、そんなスペースはありません。
多少の傷は諦めるしかない。どうせ普段は目にしない場所です。
抜くのが大変な場合、差し込むのも大変なようです。
素手ではいっこうに入らないので、抜けない程度に頭だけ5本とも差し込んで、チェアを座れるような状態に起こします。そして、キャスターの軸が斜めらないように注意しながら、チェアの脚の上からハンマーでたたき込みます。
もちろん床やチェアに傷が付かないように、キャスターの下に段ボールなどを置き、チェアの脚の上にはボロ切れを被せて、その上からたたきます。ガンガンたたきます。
こうして無事(?)キャスターの交換に成功。
フローリングの上にチェアを直接置くようになって3日ほど経ちますが、今のところ床へのダメージはないようです。
カーペットを廃棄し部屋もスッキリしたし、チェアの滑りも良くなってとりあえず満足。