「TOKYOBIKE SPORT 9s」のDECOMA号に装備しているワイヤーロックを紹介します。
ワイヤーロックは「JBN マイセットダイヤル90」。ワイヤーの長さ90cm、太さ10mmの1,000円以下で購入できる安物ワイヤーロックです。
カラーバリエーションはレッド以外に、Amazonではブラック、ブルー、グリーン、ピンクを販売しています。型番的に1個飛んでいるので、もう1つ別のカラーが存在していそうです。
4桁の数字を自分好みに自由にセットでき、ダイヤルはカチカチと小気味よく回ります。
左はタイオガのLKW13001、ダイヤルのリセット機構が異なります。JBNは内部は金属製ですが、フロント部はプラスチック製なので若干心細い。
LKW13001はダイヤルナンバーが赤色のため暗がりで見づらく、しかも使っている内にプリントが摩耗して薄くなってきます。
JBNは白色で夜間も見やすい。ナンバーの刻印も深いので消えることはないだろう。
JBNもLKW13001も太さ10mmのスペックですが、見るからにJBNは細い(実測9.6mm)。中身の金属ワイヤーも細そうです。
計量してみたが、長さ90cmのJBNは256gで、長さ60cmのLKW13001が291g。明らかに中身をケチっています。
だけど、長さが90cmもあると、こんな感じで柵などに地球ロックしやすい。
製品にはホルダーなどは付属しません。しかし、携帯するには持てあますので、LKW13001に付属していたホルダーを流用することにしました。
そのままくるくるっと巻いてホルダーに付けると、走行中にほどけてタイヤに接触したりします。ホイールに巻き込むと事故の危険があるからケーブルタイでまとめました。
ケーブルタイはダイソーの「はずせるケーブルタイ」。付け外しが自由な点も良いのですが、このケーブルタイは結束していないときもワイヤーに巻きっぱなしができるようになっています。
これを使う前は、ロックを掛けている間のケーブルタイの始末が面倒でした。
安物のワイヤーロックなので、これに全面的な信頼をおくわけにはいかない。しかし、ワイヤーを太くしても、その効果は五十歩百歩だろう。
そこで、長時間駐輪しなければならない場合などは、ツーロック作戦で対応することにしました。
もうひとつの相棒は「4桁幅広つる長可変文字合せ錠 G-350」。つる部分の長ーい錠前です。
この錠前を写真のように、後輪フレームとホイールのスポークを絡めてロックします。
この錠前も自分の好きなナンバーで自由に設定できます。番号をリセットするには付属の工具かマイナスドライバーが必要です。
この錠前のデメリットは、重量が229gと重いこと。ワイヤー部の太さとダイヤル式ボディーがデカいせいです。
キー式なら軽くできそうですが、キーを忘れると使い物にならないというデメリットがあります。そもそもキーを持ち歩きたくないので仕方がありません。
逆にこのデカさとカラフルさが防犯効果を高めている可能性も否定できません。気付かずにホイールを回されてスポークやフレームが破損する、なんてシーンを想像したくはありませんが。
これの携帯も負担ですが、普段はツールケースに入れて移動しています。