2015年11月11日 ドリンク・補給食
スポーツドリンクに代わるもの
今まではサイクリングの水分補給に、粉末を溶かして使うスポーツドリンクを飲んでいました。
僕が使っているドリンクには、原材料に砂糖やアセスルファムKやスクラロースなどの人工甘味料が含まれています。
そういったものの摂取をできるだけ控えた方が良いのじゃないかと思っちゃったのです。
人工甘味料については賛否いろいろ意見があり、自分も専門家ではないので、体に良いのか悪いのか判断はできません。でも、避けることができるのであれば、あんまり体に入れない方が良いんじゃないかと思ったのだから仕方がない。
完全に拒否するほどの徹底ぶりではないので、神経質になんでもかんでも100%排除しているわけではない。いい加減ですが、とりあえずサイクリングの水分補給には水を飲むことにしました。
気温が低くなった近頃は、熱湯を冷水で割って、飲み頃の温度にして持って行っています。
スポーツドリンクの役割には水分補給の他に、汗となって失われる塩分やミネラルの補給も兼ねています。なので、水だけでは補えないそれらのものはどうするか?
塩分補給には「ヒマラヤ岩塩タブレット」というのを手に入れてみました。この商品はどちらかというと、山歩きをする人たちが愛用されているようです。
1粒で300mg。森永キャラメルより小さなケース入りのもので50錠入り。水500mlにつき1錠が目安と指示されています。
自分は小さなピルケースに数粒だけ入れて、さらにコンパクトにして持参しています。
マグネシウムなどのミネラルも含まれますが、1粒当たりにするとほんのわずかです。
それで、ミネラルの補給にサプリメントを服用することにしたのですが、深い落とし穴がありました。
先日カミさんが健康診断を受けたら、健診センターから「血液検査の結果に異常があるからなるべく早く病院で診察を受けよ」と電話連絡がありました。
すぐに近所の町医者に行って受付で、AST(GOT):608、ALT(GPT):1199、γ-GTP:201と告げると、奥から先生が出てきて「すぐに病院へ行け」と言います。
病院に来て「病院へ行け」と言われるのも何ですが、要はとても命に危険な状態の数値のようで、町医者では血液検査の結果が自前ですぐ出ないから、設備の整った大病院へ行けということのようです。「すぐに入院」みたいなことも言われました。
その足で地元の救急病院の救急外来を受診。健康診断の前日には横浜へ自衛艦を見に行ったりしていたので、本人もピンピンしていて、狐につままれたような気分です。
その時の血液検査でも高い数値を示したが、CTスキャンでは肝臓に異常がないことを確認しました。
診察で、長期にわたって徐々に肝細胞が破壊された可能性があり、今までと異なるものを摂取したものはないかと尋ねられました。
思い当たるのは、その2ヶ月半前から有名メーカーのミネラル&ビタミン系のサプリを毎日服用するようになったこと。
その可能性ありということで、服用をやめるよう指示を受け、その日は元気だし、死にそうでもないので5日後に再受診するということで帰されました。
次の血液検査で、AST(GOT):277、ALT(GPT):792、γ-GTP:157と数値は低下。さらに20日後の検査でAST(GOT):27、ALT(GPT):44、γ-GTP:56と劇的に下がりました。
まだ基準値を若干超えるものもありますが、医師からはサプリの影響で確定だろうと診断され、通院免除となりました。また、サプリ成分の何が悪かったのかわかりませんが、普段普通に食事が摂れているのならサプリは必要ないとも言われました。
健康を維持する目的のサプリでも体質によっては危険があることを実感し、ビックリポンです。ちゃんと決められた用法を守ってきたのに・・・。自分もサプリを服用できなくなりました。
そんな訳でミネラル補給にサプリメントは諦め、他の手段を探すことになりました。