2020年5月21日 パソコン
macOS 10.14.6 Mojaveにアップデート
3月にiMacのネットアクセスの具合が悪かったので、起動ディスクをSSDに入れ替えた。
最初はこれで解決か?と思われたが、マシンの起動は速くなったけど、ネットの調子はあまり改善されていないようだ。
変わらない状況に業を煮やし、ついに最終手段、OSを工場出荷状態まで総取っ替えしてクリーンにすることにした。
OSをどうせ一から変えるならばと、最新バージョン1個前の「macOS 10.14.6 Mojave(モハベ)」をインストールすることにした。
いまPhotoshopやIllustratorはCS6を使っているのだけど、ちょっとの工夫で使えるようにできるOSはMojaveが最後のよう。
最新版の「macOS 10.15.4 Catalina」でも手間を掛ければ動かす方法はあるようだが、かなりハードルが高そうなのでMojaveでいくことにした。
僕の場合は、SSDにOSを移したとき、内蔵HDDにあったOSは保険のために残してあった。そこで内蔵HDDのOSで起動した状態でSSDを初期化し、それに新しいOSをインストールする計画。
OS再構築の前に準備として、まずMojaveのインストーラーをダウンロードしておく。
古いバージョンの入手方法は、日経XTECHの「MacのOSを旧バージョンに戻したいけどバックアップが無い、その時どうする?」の記事に詳しく書いてある。
Mojaveの場合は、Appleの「macOS Mojave にアップグレードする方法」の記事内の「こちらのリンク」からAppStoreへ行ける。
インストーラーはアプリケーションフォルダ内にダウンロードされる。
このアプリケーションフォルダはSSDの初期化で消えてしまうので、インストーラーは他のハードディスクなどにコピーしておく。
次にシステム移行後にデータが変わっていると思われるメールや写真Libraryなどのデータは、念のため他のディスクにバックアップを取っておく。
僕の場合はTime Machineも用意しているので二重でバックアップしている。
準備ができたら内蔵HDDのシステムで再起動。起動後ディスクユーティリティでSSDを初期化する。
それからMojaveインストーラーを起動しインストール。
OSのインストールが完了すると勝手にSSDのMojaveで立ち上がり、新品のMacを初めて起動したときのようにApple IDを入力したり、初期設定を行う。
OSを新たにインストールし直すと、一番面倒くさいのはアプリケーションの入れ直しだ。まともにひとつずつアプリをインストールするのも面倒だが認証コードを再入力したりするのも手間だ。
アプリケーションや他のメールデータなどの再構築には「ユーティリティ」フォルダにある「移行アシスタント」を使った。転送元はTime Machineのバックアップからも行える。
何でもかんでも移行するとトラブルの元だったゴミも移しかねないので、移行するものは問題がなさそうな範囲にとどめ、ほぼ元と同じ環境の再構築ができた。
Photoshop CS6は起動すると上のようなアラートが表示された。
細かな動作検証は行っていないが、ちゃんと起動するし、動作してくれるようだ。しばらく使っていたらアラートも出てこなくなった。
Illustrator CS6の方は「Java SE 6ランタイムがない」とアラートが出て起動できない。
しかし、アラート内にある「詳しい情報」をクリックするとAppleのサイトに誘導されるので、ここでダウンロードしてインストールすれば動作するようになる。
認証コードを要求されるアプリもあったが、概ね問題なさそうだ。他は「MacOS Mojave 動作確認アプリリスト」に詳しい、
プリンタのドライバなどをインストールし直したりもして細かな作業も必要だったが、最大の問題だったネットアクセスも今のところ快調だ。
こんなことならもっと早くOSを入れ直せば良かったと思うのけど、システムを常に最新にできない事情もあり頭の痛いとこだ。