2013年9月3日 お気に入り
キッチンのリフォーム
お盆休みをはさみ、キッチンとリビング、玄関廊下のリフォームをしました。
この3カ所は続き部屋になっています。床を全部同じフローリング材に張り替え、敷居をなくしてバリアフリー化するのとシステムキッチンの入れ替えが目的です。
バリアフリー化により建具も新しくなりました。左側はリビングへ行く引き戸。右側が廊下へ繋がるドアです。リフォーム前はどちらもガラス戸ではありませんでした。
リビング側扉は、冬場に閉め切ってもキッチンの窓からの光で明るくなるようにと考え、ガラス付きにしました。夜間にキッチンの灯りが点いてなくてもリビングの灯りで真っ暗にならないというメリットもあります。
廊下側ドアもリビングやキッチンの灯りが廊下へ漏れて良い雰囲気になりました。
リビング側扉は引き戸なので床にレールが付きます。本当は木製のレールが良いのですが、両引戸だと高さの低いものがないらしい。
引き戸を閉めると、完全に締まり切る直前にブレーキがかかり、あとはゆっくりと締まります。指を挟まないように配慮されています。
廊下側ドアはフローリングが完全に地続きになってバリアフリーになりました。
リフォーム前のキッチン床はクッションフロアーでした。
システムキッチンはクリナップの「クリンレディ」。
クリナップも浜松のショールームへ行き、実物のキッチンやカラーサンプルを見て仕様を決めました。扉カラーはクリスタホワイト。
これで間口255cm、奥行き65cm、高さ85cmです。
左奥の窓は実は勝手口扉の窓です。リフォーム前のキッチンは勝手口のすぐ右から壁にかけて設置されていました。これを勝手口をつぶし、窓だけ活かしたのです。
最初は全部壁にする予定だったのですが、窓だけ残すことにしました。おかげでシンク周りが明るくなりました。
シンクの排水口は一体型仕様。標準仕様は別のタイプだったのですが、キャンペーン期間中で無料で換えることができました。
1レバータイプの混合水栓はTOTO製で、浄化器とシャワーホースが内蔵されていて便利です。
コンロはIHはやめて普通のガスコンロにしました。シンクの横はリンナイ製のビルトイン食器洗い乾燥機。
レンジフードはファンフィルターを自動洗浄する「洗エールレンジフード」にしました。Panasonicとの共同開発で他社製品にはまだ採用できないらしい。
この壁面は出窓になっていて棚が付いています。元々はガラス戸が付いていたのですが、2枚構成で大きくて重いので使い勝手が悪かったのです。
キッチンを部屋の左側に移動し棚の前をあけ、アクセスしやすいようにし、戸を4枚構成の木枠のものに換えて部屋のイメージがすっかり生まれ変わりました。
枠のレール部分は大工さんが檜で作り直しました。戸は建具屋さんが作ったオリジナルものです。ガラス部分はアクリル製なので軽くて使い勝手が向上しました。
最初は木の引き違い戸を予定していましたが、せっかくの明かり窓が死んでしまうのはもったいないのでこの形にしました。
壁掛け扇風機も設置し、キッチンが快適になりました。あとコンセントを増やしたり、部屋の灯りのスイッチを2ヵ所にしたり、位置変更もこの機会にやってもらいました。
このリフォーム工事は約2週間かかりました。
工事前日: 家具の運び出し。大物家具を工務店さんの倉庫で預かってもらった。
1日目: リビング床張り。今までの床表面を削り新しいフローリングを張る。
2日目: キッチン解体。配線、配管撤去および準備。
3~5日目: キッチン、廊下床張り、ドア枠設置など大工工事。
6日目: システムキッチン取り付け。配線、配管工事。
7日目: 休日。
8~10日目: 壁、天井クロス貼り。クロスは抗アレルギー仕様。
11日目: 電気工事。仕上げ大工工事。建具設置。
12日目: クリーニング。
13日目: 補修作業。家具の運び込み。
システムキッチンの取り付けが終わるまでは、洗面所がキッチン代わりであったり、カセットコンロで炊事したり。毎日テレビアンテナを繋いだり外したり、住みながらの工事はそれなりに大変。
物置や別の部屋に避難させていた食器やいろいろなものを戻し、やっと落ち着いてきました。これで当分(多分一生)このような機会はもうないだろうと思います。