2024年6月28日 パソコン
UPGRAVITY 壁掛けモニターアーム
ASUSの27インチモニターProArt Display PA278CVのスタンドベースはとてもデカい。
27インチiMacのときは何とかなっていたが、ASUSのモニターはベースがでかい上にあまり後ろに下がれないため、キーボードがはみ出すくらいになってる。
僕のデスク上は写真のようにDIYした棚が置いてあって後ろがつかえているのだ。
キーボードの置き場をデスクの外へ拡張するデスクエクステンダーという製品があるが、僕のデスクの端は大きく45度に面取りされていて、クランプで挟みにくい。
デスク下に吊り下げて引き出すタイプの製品も存在するが、デスク下には引き出しワゴンが鎮座し、ここにもスペースがないのだ。
モニターアームでディスプレイ下の空間を作る方法も考えたが、先の理由でクランプ式が使えない。
いざとなったら穴を開けてグロメット式とも思ったが、よくある3軸タイプではアームが長すぎて、前に飛び出てきて目的が果たせそうにない気がする。
先日YouTubeでたまたま壁面取り付けタイプの2軸式モニターアームで設置する動画を見つけた。
これなら目的を果たせそうだ。値段も安いし、失敗しても傷は浅いと取り寄せてみた。
手に入れたのは「UPGRAVITY モニターアーム」。2,680円が10%OFFクーポンを適用して2,412円で購入できた。
製品はVESA 75×75と100×100の8kgまでの17〜32インチディスプレイに対応。チルト上下各35度、左右各90度、回転360度、前後距離80〜361mm、高さ0〜280mmの調整が可能。
パッケージの中は、モニターアーム本体と、VESA対応マウントベース、ボルトキャップ3個、マウントベースロックネジ、6mm六角スパナ。
写真上段は、モニターアーム壁面取り付け用の六角タッピンネジ3本、コンクリート用スリーブ3本、平座金3枚。
下段は、VESAマウントベース取り付け用のネジ類。左からM4×12、M4×16、M6×12、M6×16ネジ、座金、スペーサー各4個ずつ。
スペーサーはディスプレイ背面の形状により、VESAマウントベースを高くしなければならない場合に使用する。
そのほかに取扱説明書1冊。保証書などは同梱されていなかった。
付属の壁面取り付け用六角タッピンネジは長さが55mmもあり長過ぎるため、2×4材がギリギリ飛び出さない長さのM6×40の六角フランジタッピンネジをホームセンターで買ってきた。
4.5mmのドリルで下穴を開け、水平器を押し当てて垂直に取り付けた。
六角頭のネジにしたので付属のキャップを被せることができた。
ProArt Display PA278CVには最初からVESAマウント用のネジが取り付けられていたので、このネジをそのまま使うことにした。
マウントベースを取り付けた状態。
納品されたモニターアームのヘッド部分の形状がAmazonの商品ページに掲載された写真のものとは違っていた。
こちらがAmazonの商品ページの写真。パーツが金属製からプラスチック製になっていた。あまり頻繁に動かすことはないが、耐久性がちょっと心配。
マウントベースをアームに引っ掛けて、ハズレ防止用のネジを締める。
初期状態はテンションが緩々なためディスプレイが下がってしまう。+方向にネジを回すとテンションを上げることができる。
結構何回転も回して高さが保持できるテンションに調整した。2、3日経過して高さを維持しているが、とりあえず経過観察中。
チルトと回転はフリーで固定できるようなネジとかないため、ディスプレイが俯いたりしないか心配。また、回転も正確に合わせられないため、気持ち右下がり傾向。
値段相応なため仕方がないけど、気になる人にはお勧めできない。
モニターアーム取り付け後のデスクの状態。ディスプレイを目一杯奥へ引っ込ませることができてスペースが作れた。
モニターアームの長さがあるため、全体的に若干右方向へ移動したが、ディスプレイを手前に移動させることもできるため、背面へのアクセスがしやすくなるメリットもあった。