2011年4月27日 メンテナンス
ゆるみ止め剤 ロックタイト
近所に(といっても徒歩では遠い)「ホームセンター・ナフコ」がオープンしたので様子を見に行ってきた。
愛知県で「ナフコ」と言えば、「♪フレッシュフーズの、ナ、フ、コ、チェーン」で知られた食品スーパーの「ナフコチェーン」なのだが、「ホームセンター・ナフコ」はこれとは全然関わりのない福岡県北九州市が本社の会社らしい。
で、店内の品揃えをチェックしていたら、前から欲しかった商品を見つけた。その品は、ねじのゆるみ止め剤「ロックタイト」。
先日クロスバイクとMTBルックをバラバラにして大掃除した。もちろんVブレーキも外して掃除したのだが、ブレーキ本体はVブレーキでもキャリパーブレーキでも、もともと取り付けネジにはゆるみ剤が塗布されている。
それを外したのだから、走っている最中に振動でネジが次第に緩み、「あーれー」てなことになりかねない。
だから再塗布できるゆるみ止め剤が欲しかったのだ。
ホームセンターに行くと必ずあるのは、コニシの「ネジやま救急隊・ゆるみ止め」。4ml入りで600円前後の商品なのだが、特性が良くわからないので買うことができずにいた。ゆるみ止めと言っても永久に固着しては困るじゃない。外したいときには外せないとね。
ロックタイトはヘンケルというドイツメーカーの製品だが、ゆるみ止め剤としてはメジャーな製品のようだ。
ロックタイトにも種類があって、頑固な高強度タイプから取り外し可能な低強度タイプまでいろいろ。しかも、調べるとパッケージも大中小とあるようだ。大容量のものを買っても一生使い切れるかわからないし、価格も高いからちょうどよい容量のものがいいなと探していたのだ。
それで、手に入れたのはロックタイト222という低強度タイプ。パッケージには「小ねじなどの低強度ゆるみ止めに」「取り外し可能タイプ」「金属ねじ専用」と書いてある。サイズは10mlのもの。お値段は780円だった。アマゾンでは698円だが直販じゃないので、別途送料がかかる。「ネジやま救急隊・ゆるみ止め」に比べても容量的にお得感がある。
説明書には嫌気性なので、はみ出した液は硬化しないとある。つまりネジの密着した部分のみで固まるということだ。
ブレーキの取り付けネジ以外にも、サイクルコンピュータのセンサーのネジにも使ってやろう。キャットアイのV3を使っているのだが、センサーは構造的に振動で首が垂れてくる。垂れるとスポークやマグネットに接触する。ネジを締めても締めても毎度のことなので、ゆるみ止め剤で解決できるのではと期待している。