玄関踏み台をDIY

家で飼っているラブラドール・レトリーバーが14歳を越えてだいぶ経ちます。
しかし、すっかり足腰が衰えてしまい、玄関框の段差を登るのに難儀をするようになりました。

前足を框の上に置き、ピョンとジャンプして軽々と上がっていたのに、最近は失敗します。
6月末にぎっくり腰になったのは、なかなか上がってこないので助けてやろうとした結果でした。

そんな犬や飼い主の負担軽減のために、玄関踏み台をDIYしました。

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完成して設置した状態。玄関全体をカバーする横幅で作ってあります。

実は踏み台を作る前に段ボール箱を置いたり、いろいろ試行錯誤しています。だけど小さな踏み台だと犬は意図を理解しないので、台を避けて上がろうとし、置く意味がなくなります。

なので、あえて通らなければいけないようにする工夫が必要です。それがこの横幅なのです。
奥行きは犬の体格に合わせると上り下りしやすいと思います。下に履き物を収納する予定もあったので2×8を2枚分にしました。
それと、ピョンピョン跳びはねても動いたりしない、人間が載ったり腰掛けたりできるなど、重量やサイズや構造も考慮しなければなりません。

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造りは簡単で、幅1400mmの2×8の板を2枚、2×4の板で左右と真ん中の3ヵ所で連結してあります。

2×8の板はホームセンターで12フィート(3600mm)のものからカットして貰いました。
ホームセンターには12フィートのものしかなかったので幅1400mmにしましたが、8フィートのものがあったら幅1200mmになっていただろう。

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天板にネジ頭が露出しないようにするため、連結板は裏からネジ止めしてあります。

脚は140mmでカットし、連結板に横からネジ止めしてあります。最初は左右の角と真ん中に、全部で6本脚にする計画でした。
組み立て途中で、6本脚にすると設置したときにガタつきやすい、4本脚でも荷重に耐えるだろうという助言があり、真ん中の脚は取りやめになりました。

実際に設置して載ってみてもたわむようなこともないし、ガタつきもないので結果オーライでした。
ただ、脚はネジ2本だけで付いているので、経年による劣化が心配。L字金具などで補強がした方がより安心かも知れません。

天板表面は素材のままで、塗料などの仕上げ剤は塗っていません。時間が経過すると日焼けして、上の写真に映っている脚のような色に変わって、もう少し落ち着いた感じになるだろう。

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DIYにかかった費用は、
 2×8×12フィート・・・1,980円
 2×4・・・手持ちのものだったのでプライスレス
 カット代(2カット)・・・60円
 サンドペーパー・・・28円
 コーススレッド(65mm×50本入り)・・・128円
 電動丸鋸レンタル代(1泊2日)・・・300円
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 合計・・・2,496円

設置した結果は、多分犬には大好評に思います。設置する前は框に前足を置いてから上がるまでにタメがいりましたが、設置後はスイスイ上がってくるようになりました。
踏み台の下にサンダルを入れられるので、犬のよだれで濡れることもないし、犬が外へ出るときに扉を開けてあげるために、わざわざ履き物に履き替えて土間へ降りる手間もなくなりました。

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