自転車を洗車しようと思っているのですが、洗車した後の水を吹き飛ばすのにエアーブロウというものを使うと速く乾くらしいです。
エアーブロウというのは、エアーコンプレッサーで空気を圧縮し、エアーブロウガンで空気を吹き出す装置のことです。ゴミを吹き飛ばしたり、冷却・乾燥に使用されるます。
そう言えば家にはエアーコンプレッサーがありました。カミさんが若い頃にエアブラシで絵を描くために買ったものです。
早速物置からサルベージしたものがこれ。すっかり埃をかぶってしまっていますが、梱包箱もだいじに保存されていました。箱や本体には「リッチコン KS-707」と書かれています。
試しにググったら、まだ売られているのには驚きました。微妙にスペックは変わっていますけどメーカーホームページにも掲載されています。まだまだ現役で、中日ドラゴンズの山本投手のようです。
電気を入れたらバラバラと元気な音を立て、しっかり使えそう。
なので、他のパーツを揃えてみました。これはベッセルの「エアーダスター AD-4 N-PB」。金属ボディで頑丈そう。ホースとはコンセント・カプラで接続します。
ノズルは取り替え可能で、付属は短いもの。ついでに長さ100mmのものを調達しました。
ホースの長さは5m。片端がコンセント・カプラで、もう片端はプラグのワンタッチ仕様。このままエアーダスターと接続できます。
他に取り回しが便利そうな、ぐるぐるとバネ状に巻かれたホースもあります。しかし、長さが6mあっても実際は4mちょっとくらいしか伸ばせないようです。
一緒に写っている金具はハイカプラ・ソケット。エアーコンプレッサー側の1/4のオネジをソケットに変換するためのパーツです。
こういうエアー関係は全然知識がなかったのでいろいろ調べました。ネジの呼びが1/4、1/8とか。メネジがRC、オネジがRとか。ハイカプラとかワンタッチソケットとか。
規格を知っておかないとパーツを選べないし、コンプレッサやホースなどが接続できません。
本当は空気圧とかその辺も重要でしょうが、エアーコンプレッサーはエアブラシ用の小さなものなので、そんなに高圧ではないだろうから無視してしまうことにしました。
ということで、使う頻度が少ないツールだから、とにかく安いパーツで買いそろえました。
エアーコンプレッサーには電源スイッチが付いておらず、電源ケーブルの抜き差しでON/OFFします。ショートや感電が怖いので、スイッチ付きのコンセントを入手しました。
スイッチ付きの延長ケーブルでももちろん良い。けど意外と高価です。その点これはお安い。
ソケットの繋ぎ方が最初はよくわかりませんでした。あーでもないこーでもないといじっていたら、カプラのリングを引いてプラグをグッと奥まで差し込めば、リングが戻り、接続できるのがわかりました。
最初の一押しは強力なエアーを吐出します。しかし、エアーコンプレッサーにタンクが付いていないから長く押しているとエアーが段々弱くなります。エアーの自転車操業状態です。
ブシュッ、ブシュッと断続的に押せば何となく使えそうです。これで洗車も楽しくできるとよいな。