2018年3月5日 パソコン
HDDスタンドとHDDケース
最近はパソコンデータの保存用メディアもBlu-rayやDVDよりもハードディスクの方がひょっとしたらコストが低いかも知れません。
読み取りや書き込みも速いし、使い勝手も良い。大容量のものもあるし。ただしその分トラブルがあると、目も当てられないほど悲惨ですが。
外付けHDDを買い足していくと置き場所的にも電源的にもコスト的にも厳しいので、内蔵HDDを入れ替えて使用するHDDスタンドを導入してみました。
中華ブランドORICOの「6619US3-V1-JP-BK」というシングルドライブのHDDスタンドです。
このHDDスタンドはMacに対応していて安かったのでこれにしたのですが、USB3.0でさらに高速伝送できるUASPに対応しています。
UASPとはUSB Attached SCSI Protocolの略で、昔流行ったSCSIの通信プロトコルをUSBで使えるようにしてデータを効率よく転送する仕組みだそうです。
MacでUASPモードで動いているかを確認するには、Appleメニュー>このMacについて>システムレポート…>ソフトウェア:機能拡張で表示される画面で「IOUSBAttachedSCSI」の「読み込み済み」が「はい」になっていればOKです。
ちなみにうちの場合はHUBをかましているせいか「いいえ」でしたorz。いろいろ繋いでいるせいでUSBポートのやりくりが大変なので仕方ありません。
対応するHUBもあるようなので、余裕ができたらそうのうち考えたいと思います。
パッケージの中身はスタンド本体とACアダプター、USB3.0ケーブル、中国語と英語で記載された使用説明書です。
HDDスタンドにはむき出しの内蔵ハードディスクを縦にぶっ差して使います。
ハードディスクは2.5インチと3.5インチ最大8TBまでのSATA接続のものに対応しています。
世の中にはツードライブのハードディスク間のコピーに対応したHDDスタンドも存在します。自分の場合はあまりそういう用途を想定していないので安価なシングルドライブタイプにしました。
スリットの中は接続端子だけで、スリットの形状に合わせてまっすぐ差し込むだけです。
スリットの蓋は完全密閉されないため、ハードディスクが刺さっていない場合は上から侵入するホコリが心配です。
本体裏側はUSB3.0のインターフェースとACアダプターの差し込み口。右側は電源スイッチです。
Macが起動している状態でハードディスクを挿入し、電源ボタンを押すと上面のインジケーターランプが点滅し、マウントするとランプは青く点灯状態になります。
アンマウントはMacのディスプレイ上のハードディスクアイコンをゴミ箱にポイ。電源スイッチを押して電源オフします。
ACアダプターはちょっと嵩張ります。
出力が12V 2000mAなのでこの大きさが必要なのかも。PSEマークも菱形の「特定電気用品」のが記載されています。
なんかAmazonのユーザーレビューを読んでいると、ACアダプターが日本仕様でなかったとか、Windows7で認識しなかったとかあるようです。
このHDDスタンドを使うようになってから1年近くになりますが、うちでは今のところトラブルフリーで使えています。
さて、裸のハードディスクが増えると保管に困ります。保管用のハードディスクケースが市販されていますが、先人がアイディアを紹介していました。
ダイソーなどの100均商品のハガキ保管ケースがサイズバッチリだそうです。
ちなみにサイズ(外寸)は幅155mm×奥行き117mm×高さ40mm。内寸実測は幅約152mm×奥行き(一番狭い場所)約105mm×高さ約37mm。
ケースの材質はポリプロピレンで静電気防止対策はされていないので、安全のために新品のハードディスクが入っていた静電気防止フィルム袋に入れてから収納します。
蓋を閉めるとガタもあまりなく、まるで専用のハードディスクケースみたいです。