2024年2月14日 お気に入り
お風呂のフタを取り換えた
我が家の浴室をリフォームしてから10年が経過した。
浴槽のフタはTOTO純正品で2枚割りという品番が「EKK80045WR」のもの。
だいぶ前からエラストマー樹脂のサイド縁が加水分解し始めて、浴槽に汚れが付着するようになったりしていた。これは無水アルコールで拭いたりして対策していた。
そして、ついに表面の角から割れてきて、交換が必要な状態になってしまった。
「EKK80045WR」をググるともう廃番になっていて、代替品は「AFKKS80045RSAA21W」という品番で、TOTOで買うと税込み64,900円もする。
リフォームの時は込み込みなので気にもしていなかったけど、たかが風呂フタごときに高過ぎ。
しかし、風呂フタごときでも、されど風呂フタ。ないと困る。
検討した結果、Amazonで東プレの「Ag折りたたみ風呂ふた」という製品を購入した。
Amazonではカラーがブラウンとメタリックグレーの2色、サイズが奥行65、70、75、80cmの4段階、間口が奥行によってラインナップが異なるが、79cmから159cmまでの13種類販売されていた。
我が家の浴槽の寸法を測って、一番近そうな75×159cmのものを注文した。
東プレには同じ形状でAg入りのものとそうでないものがあったが、何となくAg入りの方が良さそうだったし、値段もそんなに違わなかったのでAg入りにした。
ちなみにAgは、繋ぎ目の軟質部分の素材に純銀を加工した「ミューファン・パウダー」というものを配合し、細菌の繁殖を抑え、ヌメリにくくしてくれるらしい。
市販既製品の風呂フタは、2枚割り3枚割りなどの分割式のものと、折りたたみタイプ、シャッタータイプの3種類ぐらいのようだ。
TOTOの浴槽は上部角隅に排水溝の開閉ボタンが飛び出していて、純正品のフタなら角がカットされていて問題なのだが、市販品は四角いものが多く、浮き上がってしまう。
浮き上がってしまう面積を少なくするためと、畳んでいるときの始末を考慮して折りたたみタイプを選んだ。
間口側の角は指を掛けて開けやすくなっている。
写真の左側がおもて側で、右はうち側。表面のひだの形状が異なる。
この風呂フタを置いてみて10年にして初めて知った新事実がある。実は浴槽は長方形でなくて台形だった。
写真は給湯口のある側で、風呂フタと奥行幅がほぼピッタリ。
しかし、反対側は風呂フタの奥行幅より大きかった。最初に使っていた風呂フタは一方が丸い形状だったため気づけなかったのだね。
なので、浴槽の寸法を測るときは両側で測っておかないと、風呂フタのサイズを間違えてしまう可能性がある。
さて、風呂フタの性能的にはとりあえず問題はなさそう。我が家の浴槽の窓際には手摺りが設置されていて、風呂フタを畳むときに引っ掛かり、浴槽に落ちそうになることだけが欠点だな。
あと、製品に付いていた印刷物に「表示しているサイズに対して。±10mm以内で差が生じることがあります。」と書かれていた。間口が寸法ギリギリだと端で浮いてしまうかも知れないので注意。
我が家の場合もギリギリで、最初に置いたときは縁が浮いた。使っているうちに重みで落ち着いたので今は問題ない。