Socpuro 誘引結束機 テープナー

誘引結束機「テープナー」とは、園芸作業でキュウリなどの茎やツルを支柱やネットなどに留める器具。ホッチキスで有名なMAXが1969年に世界で初めて製品化したそうだ。

上の写真のように11mm幅のビニールテープをループ状にして、ホッチキスの針(ステープル)よりも小振りな針で留めて使用する。

ミニトマトやキュウリのためにテープナーを買うことにしたが、本家のMAX製品は価格が1万円オーバーもするので、安い中華製の互換製品を手に入れた。

Amazonでは「テープナー」で検索するといっぱいヒットする。その中から購入したのはSocpuroというブランドの製品。

パッケージの中はテープナー本体の他に、テープが20巻(赤・青各10巻)とステープル10,000本(別に本体の中にテープとステープルが1組ずつ装填済み)、替え刃が1枚、それに取扱説明書が付属する。
本家のMAX製品には針詰まり除去用工具が付属するが、この製品には付いていない。

テープナー本体。

この製品にしたのは、上顎部にプラ素材がはいっているものより頑丈そうに見えたから。同種製品の中では購入時に一番価格が安かった。

テープナーの上顎にはテープを挟み込む爪が付いている。

ハンドルを1回握って放すと、上顎の爪がテープ先端をつかみ、テープを引き出す。

引き出したテープを対象物に当て、もう一度ハンドルを握ると、テープをステープルで留めるのとテープの切断を同時に行う。

付属のテープとステープルを使うと分解しないものが畑に残るため、針も要らず、テープも自然分解するテープを用意した。

このテープはホームセンター・コメリのオリジナル商品。1巻30mで10巻入り。

テープの片面に接着剤が付いていて、接着力はそれほど強くないが、テープどうしがくっつくとそれなりの接着力を持つようだ。

使用上の注意として、保管時は袋に入れ、常温で直射日光や湿気のある場所を避けること。なるべく半年で使い切ること。
我が家の家庭菜園レベルでは10巻を半年で使い切るのはとても無理。1巻ずつか少単位で購入できれば良いのにと思う。

テープはテープナーのこちら側から装填する。

テープ部とテープ通路のフタを開け、テープはテープが上から通路に入るように入れる。テープを先端部まで引き出したらそれぞれのフタを閉める。

テープの先端は上の写真のように爪の下を通し、先端を5mmほど出しておく。

ミニトマトの茎を支柱に留めてみた。

テープが紙製であるため、爪でつかんだ後、丁寧に対象物に押し当てないとちぎれて爪から外れることがあった。
また、MAXのホームページにある動画に紙製テープの場合は留めるときに、対象物にテープを当てた後、テープナーを少し引くと良いようだ。

MAXの紙製テープの場合はステープルも必要だ。コメリのテープは畑に残るモノが少ない上、ステープル代がいらないので良いと思う。
テープナーを使うのは初めてなので少し練習は必要だな。

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