静岡県でサイクリング

カミさんと二人で自転車ツーリングに出掛けました。

コースは山と渓谷社刊「東海自転車散歩」で紹介されている「大井川と牧之原台地」を少しアレンジして、御前崎まで足を伸ばす計画。
実は2006年10月にもクロスバイクで一度走っているので、ノープロブレム。

カミさんの在所が掛川市で、そこからスタート地点までは車で移動。「大井川緑地公園」はサッカーやソフトボールなどができる広々とした公園で、駐車場もたっぷりあります。

さあ、走る出すぞという時にトラブル発生。グローブを忘れてきたことに気づきました。でも、すぐにサドルバッグの中に軍手があることを思い出す。まあ、何もないよりましだし。

金谷駅近く

ちょっと路面が凸凹した「大井川橋」を渡り、JR「金谷」駅へ向かう。駅前の通りはゆるやかな登り坂になっています。

金谷駅を過ぎると上り坂

駅を回り込むと本格的な登り坂が待っています。
以前に登ったときは、途中で歩いてしまいましたが、今回はバイクのパフォーマンスに助けられて、難なく制覇。

天気が良ければ富士山も望める

この辺りには、旧東海道石畳やカタクリが群生する牧之原公園があります。
また途中の道沿いに見晴らしのよい場所があって、3年前はここから富士山が臨めたのだけど、今日は雲の多い天候で見られず残念。

太平洋岸自転車道

あまりゆっくりしていると日が暮れてしまうので、先へ急ぎます。
相良牧之原ICを過ぎると今度は下り坂。約8kmあまりを一気に駆け下ります。

御前崎へは静岡御前崎自転車道を走ります。
相良郵便局を過ぎた信号交差点を右折。さらにすぐ左折した先の公園の入り口横に自転車道の入り口があります。

もと地頭方駅

この静岡御前崎自転車道は、もともと静岡鉄道駿遠線という軽便鉄道が走っていた線路の跡地を利用して作られたもの。地頭方まで来ると駅名表示の看板がありました。

自転車道は国道150号に沿って走っていますが、他の自転車道と同じく突然とぎれたりします。

地頭方で地下道があり、それをくぐって地上に出ると自転車道がない。そのまま信号を横切り直進。押しボタン信号のある太い道に出たところで左折すれば御前崎の先端に行くことができます。

御前崎には車で何度も来ているので、今日は御前崎のちょっと手前にある「なぶら市場」が目的地。

この手の施設は、どこでも観光客がすごく多い。昼食が目的だったのだが、座って食べようとしたら、かなり待たされそうです。
それで店内でソフトいか焼きと揚げたてのはんぺんを買い、外で食べることにしました。

御前崎マリンパーク

「なぶら市場」の少し先に「マリンパーク御前崎」という海水浴場があり、そこを見渡せる高台が人も少なく、食事するにはもってこいの場所でした。

マリンパークではボーダーコリーなどの犬がフリスビーをキャッチする大会をやっており、それを見ながらののんびりタイムを満喫。はんぺんもうまかった。

「観光物産会館 なぶら館」ではメロンの品評会をやっており、建物の前では1切れ100円で販売していました。しかも抽選でメロン1玉などが当たるとか。
「当たったら荷物になって困るなあ」とか言いながら抽選したが、やっぱり外れ。でもメロンはうまかった。

静岡御前崎自転車道のトンネル

御前崎から相良までは来た道を戻る。往きに通ったトンネルが現れたら、もう相良です。

静岡御前崎自転車道

写真は自転車道の様子。道の左右は民家だったり、畑やビニールハウスだったりします。自転車が通りにくい車止めは皆無ですが、農道と兼用なので、軽四が止まってたりするので注意が必要。

相良郵便局の交差点を渡ると、道路の歩道寄りが青くペイントされた自転車専用レーンが作られた道路になります。が、短い距離で、すぐに国道150号に合流してしまいます。

国道150号をしばらく走り、信号で反対側に渡り、海岸に出る。この辺りは海水浴場になっていて、自転車で走りやすい石畳の道が設置されていました。
この道の終着点は階段しかなく、自転車をかついで下の道へ。国道150号に再び合流したり、海岸沿いに出たりを繰り返すが、基本的には走りやすい道だ。ただし、海岸沿いの自転車道では、たまに砂がかぶっているところがあり、タイヤをとられるので注意が必要。

自転車道は前浜海水浴場を過ぎると坂口谷川に沿って内陸部に向かう。150号を横切るが、静岡のドライバーは優しい!この日何度もドライバーに道を譲っていただく機会がありました。

自転車道は小山城のある能満寺公園あたりでとぎれる。この先はよくわからないが、案内地図によると大井川にかかる富士見橋を渡り、先に続くようです。
富士見橋は片側1車線で、歩道が下流側にしかない。長い橋なので歩道を走った方が安全。
神戸から川の堤防に出ると、橋の下を下流側に行ける高架下の道がある。ただ、橋の上に出るにはスロープ付の階段を登ることになります。

階段を登ったところで、MTBに乗った大学生らしい男性に声を掛けられました。彼はこれから御前崎に向かうらしく、自転車道の様子を尋ねてきました。

私たちは道中、ALPSLAB baseの地図をA4サイズで何枚もプリントしたものを頼りにして走ってきました。この富士見橋を渡ると、右折し、大井川の河川敷に降りて上流に向かうだけ。それで私たちの地図をそっくり彼に差し上げることにしました。
走る道をマーカーでなぞってはありますが、なぞった本人しか分からないようないい加減な地図で、彼は無事御前崎に着くことができたでしょうか?

さて、私たちの終着点はもうすぐ。大井川の河川敷にはフルマラソンのできるマラソンコース「リバティ」があります。最後のルートは「リバティ」をスタート地点である「大井川緑地公園」まで。

マラソン専用コースなので路面も幅員も最高。往復でフルマラソンなので、22kmちょっとあることになるが、うらやましいくらい整備されたコースです。他のサイクリストやジョギングや散歩の人、コースを横切る蛇に出会ったり。

蓬莱橋

木造の橋「蓬莱橋」が見えたら終着地までもうすぐ。この「蓬莱橋」はギネスブックにも登録されている「世界で一番長い木造の橋」だそうです。

途中アクシデントもなく、無事スタート地点に戻ることができました。カミさんも最後まで完走し、めでたしめでたし。

迷走距離:75.04km Av:16.3km/h

コメントをどうぞ

コメントをどうぞ (Japanese text only)

すべての欄が入力必須です。メールアドレスは公開されません。
コメントはすぐに表示されません。管理者が確認してから表示されます。

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)