12月11日(土)は安城市にあるデンパークに自転車で行ってきました。
デンパークの正式名称は「安城産業文化公園デンパーク」。花があり芝生があり木々がある、というテーマパークです。
12月になって、あんまりお山へは行きたくなくなってきて、平らなところを走ろうと。で、三河でも安城方面へは名古屋から直に行ったことがない。デンパークへは一度も行ってないのでよろしかろうと、行ってみました。
豊田市内に友だちのS君がいるのでついでに誘ってみると、豊田安城自転車道の途中にある三連水車のある公園で落ち合い、デンパークをまわり、途中で別れるということになりました。
本当に走りたかったルートはこちらだけど、例のごとく迷走し、走ったのは下のルート。
前の日から天気予報をチェックしていましたが、あんまり良い天気ではなさそう。tenki.jpは午前晴れ、午後曇り、夕方雨の予報。ウェザーニュースは一日中曇り、午後2時くらいから雨の予報。
翌日の方が天気は良さそうだったけど、気温が低く風が強いという予報でした。まあ、雨が降っても雨量は多くなさそうだったので、tenki.jpの方を楽観的に信じることにしました。
自宅を7時半頃出発。「本当に昼から崩れるの?」と疑うぐらいの信じられないほどの晴天。「やっぱり決行して良かった」とこの時は思いました。
長久手までは猿投グリーンロードへ向かういつものルート。地図的には大回りしているように見えますが、アップダウンが少なくてラクチンなのです。お山の裾を回っているような感じですね。
今日は合流場所まで2時間で行く約束なので、途中香流川沿いの自転車道に入りショートカット。長久手の古戦場公園から五色園方面へ向かいます。
この五色園は怪しげなコンクリート像が点在する珍スポットとして有名で、犬山の桃太郎神社にあるコンクリート像と同じ作者のものらしい。一度行ってみたいと前々から思っていますが、来年の桜の季節にでも行ってみようかな。
県道233号をどんどん南下すると愛知池の西を通過。愛知池の周回コースも2度回ったことがあります。以前に歩行者と自転車の事故があったらしく、それ以来自転車のスピードが出せないようにバリケードが作られたそうです。
冬は寂しげなところなので、走るならやっぱり春とか夏がいいかな。愛知牧場のソフトクリームも食べてみたいし。
さらに南下し諸輪で左折、飯田街道(県道520号)に入り、さらに東名高速道路の手前で右折。トヨタ堤工場付近までは予定通りで順調でしたが、豊田南バイパスの交差点でルートを失敗してしまいました。
予定ではすぐ左折のはずでしたが、下道は草ぼうぼうで走りにくい。それで豊田南バイパスに入ったら、高架になっていて。曲がる予定のルートは眼下にありました。
豊田南バイパスは歩道のない、「自転車は走ってもいいですか?」というような道でしたので、そのまま直進。次の交差点で左折することにしました。
三連水車へは車で何度も来ているので、道に迷いながらも何となく知っている道に出ました。S君を待たせているので少し焦りましたが、三連水車には予定の2時間で到着。S君も少し前に着いたらしい。
豊田安城自転車道はいっぱい支線があります。安城方面へのルートは何度か走っているし、原住民のガイドが一緒なので迷うことはありません。
散歩している人やジョギングしている人もいっぱいいますから、ゆっくり走って10時40分頃デンパークに到着。
最初に東ゲートへ向かいます。駐輪場はありましたがスタンドがないと止めにくいスペース。
次に正面ゲートにまわります。こちらにはスタンドのないスポーツ自転車のために用意されたとしか思えない、サドルで引っかけるタイプのバーが用意されていました。
2台だけぶら下がってる光景はシュールです。
デンパークの入場料は大人600円。やっぱりデンパークは冬期に来る場所ではないのか、入場者は少ないような。
花壇にはもちろんお花が咲いていましたがパンジーばっか。でもパンジーっていろんな色があるんだね。
花時計もパンジー。
不思議の森の中には鹿がいました。
園内をシュッシュッと音を立てて走るメルヘン号。天ぷら油で走っていて、そんな香りを残していきます。
園内に入ったばかりの頃は乗客が2名くらいでしたが、時間がたつにつれて乗客が増えています。
風車の広場のデンマーク風車には、なぜかサンタクロースがぶら下がってます。まだこの頃は空は青空。
正面ゲートに入ってすぐの通路には可愛げなクリスマスの飾り付け。
12月26日までは暗くなるとイルミネーションで輝くようです。こういうのが園内のあちこちにありました。
地ビール工房「ホレ・フェスト」。自転車なので飲酒はしません。重量もあるので土産もなし。
12時少し前に農場レストラン「花車」で昼食をとることにしました。まだ早いせいか店内は数組のお客様が窓際にいるだけ。
せっかくデンパークに来たましので、ここでしか食べられないであろう「デンパークセット」を注文。デンパーク内工房の手作りソーセージと米パンのセット、スープ付き1300円というもの。
すべてのメニューにサラダバーが付いていて、量的には腹一杯です。ご飯もご飯バーのようで、自分で盛ります。普通の白ご飯とキノコご飯が用意されていたようです。
写真を撮っていないことに食べ始めてから気づきました。
店を出る頃には席待ちのお客様が並んでいました。僕達が入ったときはちょうど良いタイミングでした。
そして、店に入るときにはあんなに晴れていた空が、一転して今にも降り出ししそうな雲行きに変わっていました。
嫌な予感を感じつつ1時15分頃デンパークを離れ、とりあえずJR三河安城駅を目指します。三河安城駅までのルートはクルマの少ない裏道のようなルートでした。
知立へ向かうルートは県道298号と県道285号があります。なんとなく298号のクルマの量が多い気がしたので、285号を選択したのですが、こちらも充分クルマは多い。次の機会があれば298号も走ってみたいと思います。
国道1号を走っている途中に、歩道で年配の男性が倒れていました。
停車して「大丈夫ですか?」と声を掛けると、居合わせた方が「救急車を呼んだ」という返事。待っていても仕方ないので、すぐに再出発しましたが、その後無事回復されたのだろうか?
刈谷市沼田交差点でS君と別れ、彼は3時半頃には家に帰り着いたようです。
僕は井ヶ谷町のピアゴ付近でショートカットして県道56号へ出るつもりでいました。ところが予定していた道が未舗装路で、別の場所で曲がったら、いつの間にかとんでもない方向へ向かっていました。太陽が出ていないせいもありますが、実は隠れ方向音痴なんです。
県道57号も走りたくなかったのですが、仕方ありません。引き返して清水ヶ根まで57号を通り、56号に出ることができました。
途中ミニストップでトイレ休憩。店から出てきたらポツリポツリと雨の雫が。本格的に降りませんようにと念じつつ先を急ぎます。
後は知っている道を平針へ出るつもりでした。ところが、「いつからこんなに太い道路との交差点ができたんだろう」とあたりを見回すと、知っている風景。
しばらく通らないうちに道の様子が変わっていたようで、いつの間にか国道153号に出てしまっていました。
この辺りからは、もう地図を見なくても走れます。全然予定外のルートを走り、4時30分頃帰宅。名古屋市内はすでに雨が降った後のようで道は濡れていましたが、僕自身は濡れることもなく帰り着くことができました。
迷走距離:88.01km Av:20.01km/h