ニコン D70がこんなになっちゃった

愛用のデジタル一眼のニコンD70が下の写真のような有様になってしまいました。

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グリップなどのラバーの部分がカビが生えたように白く汚れてきたので気になっていました。それで、キレイにしてやろうと水を含んだぼろぎれで拭いてやったら、何故かベタベタ粘つくようになりました。

「D70 グリップ ベタベタ」でググると出るわ出るわ。

どうやら「加水分解」という化学変化だそうでラバーが溶けてしまったらしい。
これはニコンD70だけの問題でなく、キヤノンだろうとペンタックスだろうとソニーだろうとオリンパスだろうと富士フイルムだろうと・・・とにかく多分同じような仕様のやつは、よほど管理に気をつけない限り避けられない運命のようです。

こうなってしまったら、改善方法は部品の交換しかありません。
ですが、この機種は発売から10年くらい経っており、同じ症状に悩まされた先人は、メーカーから補修部品がないと最後通告を食らってしまったようです。

あとは無水エタノールで根気よく拭くと、ベタベタがある程度改善するみたい。ただ、改善すると言っても放っておけば、また元の木阿弥。一時しのぎ程度です。

で、上の写真はベタベタがとても気になったので、片栗粉をまぶしてみた。見てくれはたいそう悪くなったが、ベタベタは抑えられました。
ですが、人様にお勧めできる対策では全然ありません。もし黒い片栗粉があったらもう少し体裁も良かったのでは、という話でもありません。

片栗粉はとても細かい粉です。精密機器あるカメラの隙間に入り込んで、のちのち悪影響が出てくる可能性が否定できません。
カメラの調子が悪くなったら、「新しいカメラを買う口実ができた」と喜ぶしかない。

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