前回のエントリー「続・ステレオプラグの修理」にハンダ付け作業のために秘密兵器を導入した、と書きました。その秘密兵器とは「スタンドルーペ」というハンダ付け作業を補助するツール。
いつもハンダ付けするときに、「パーツや電線を誰か持ってて欲しいなぁ」とか、「手がもうひとつあったらなぁ」と思うことがあった。そしたら作業もずいぶん楽だろう。
それで、そんな望みを叶えてくれる器具はないかとAmazonを彷徨っていて見つけたのです。
送られてきた商品のパッケージはかなりくたびれていて、とても新品には見えませんが、多分ずっと在庫されていたモノなのだろう。
Amazonの「DIY・工具」カテゴリーで「ハンダ付け スタンド」で検索すると、出るわ出るわお安いモノからお高いモノまで。
しょっちゅうハンダ付けしているわけでもなく、本当にたま〜に使うくらいなので、できるだけ安く済ませたい。
自分が購入したときは995円と1000円を切っていましたが、いま現在はちょっと高くなっています。同じような商品がいくらでも出てるので、いろいろ見比べると掘り出し物があるかも知れません。
購入した商品のAmazonのユーザレビューは星1つから星5つまでまんべんなく付いていて、散々な言われよう。多分使う人によって要求レベルが違いすぎるのが原因です。
自分も購入にちょっと躊躇しましたが、なんとか納得いくレベルだったので安心しました。
虫眼鏡は便利ですが、対象物と近すぎてハンダごてを突っ込むスペースがあまりありません。
虫眼鏡のアームがもう1段あるか、アームの支柱がもう10cmくらい長いと満足できるかな。
支柱は背面からネジで固定されているだけなので、同径の丸棒が調達できれば改造できます。
ハンダごて入れもネジで留めてあるだけ。
今まではハンダごての置き場所に気を遣っていたから、置き場所ができて便利。
虫眼鏡をのぞきながら作業したかったので、虫眼鏡のアームを一番上にセットし、下のアームをできるだけ下げて作業しました。
これぐらいのモノの作業ならハンダごてを入れられます。
ものを挟むクリップはブロック横からのネジで固定されます。クリップの軸は中が空洞だから固定ネジで潰され、変形して回転しにくい。
モノをちょっと傾けようとしても容易に回転しないのはマイナス。
クリップはガッチリと掴んでくれますが、電線とか柔らかいモノは歯形が残ります。傷つけないように養生が必要です。
いろいろ動かすのにあっちのネジ、こっちのネジを緩めたり締めたりで使い勝手は悪いです。常時使う人にはストレスでしょう。
やっぱり自分のように、たまの作業のヘルプくらいで使うレベルがちょうど良い。