2016年11月2日 サイコン&ライト
GPSサイコン Polar V650がやって来た
前のエントリーで書いたように、ポチッとしたGPSサイクルコンピューター「Polar V650」が我が家にやって来ました。
厚紙で作られ、ちょっとがっしりした感じの真っ白なパッケージ。
パッケージのフタを封印しているシールを剥がし、オープンするとサイコン本体が顔を出します。
「電源ON?」と思ったら、印刷された保護シートが液晶ディスプレイをカバーしていました。
ちなみにフタの端にマグネットが仕込まれていて、箱にくっつくようになっています。磁気カードなどを近づけないように注意。
本体を取り出すと、その下に付属パーツや説明書類が入っています。
中身は写真左から、スタートガイドと重要事項説明書に本体、バイクマウントと取り付け用Oリング3本。そして、充電やコンピュータとの接続に使うUSBケーブル。
スタートガイドは日本語版以外に、英、仏、繁体中国、簡体中国語版が付属します。充電アダプターは付属しないので、パソコンのUSB端子かスマホの充電アダプターで充電します。
詳しい取扱説明書は付属せず、スタートガイドだけではさっぱりわからないから、PolarのホームページからPDFファイルをダウンロードする必要があります。
本体サイズは縦105mm×横63mm×厚さ15.7(マウント込み20)mm。
iPhone SEより小さく、森永キャラメルより大きい。
保護シートを剥がしてみました。液晶ディスプレイの表示サイズは、横44mm×縦50mm。
大きくて見やすい。
バイクマウントはラバーベースと分離します。ハンドルやステムなど取り付ける向きによってラバーベースの向きを付け替えます。Oリングは大中小の3種類。
Oリングはハンドルに付けるか、ステムに付けるかなどで長さを選択しますが、どちらにしても二重に巻くため力いっぱい引っ張らないと付けられません。
裏面下部にあるカバーを押し下げ、つまみ上げるとUSB端子が現れます。
充電には5時間かかるとスタートガイドに書いてあります。新品開封時は60%充電済みで、満充電に2時間程度要しました。
本体と一緒に液晶保護シートを手に入れました。多分、このミヤビックスのアンチグレアタイプ製品が唯一の存在だと思います。
ただし、非情に貼りにくく、何回も貼り直したのでゴミが入ってしまいました。
最初の設定作業
パッケージを開けて最初にやったことは、スタートガイドを読むこと。
次にMacのWebブラウザで「flow.polar.com/start/」にアクセスし、「Polar FlowSynk」をダウンロードします。
「FlowSynk」をインストールし、起動すると画面にUSBケーブルでV650本体を繋ぎ、「同期」ボタンを押すように指示されます。
同期ができた場合は、ユーザー登録やV650本体のセットアップ、新しいソフトウェアがあれば更新が自動で行われます。
Macと接続する時にV650は電源を入れるべきか否か迷いましたが、とりあえず電源OFFでMacに接続したUSBハブのポートからV650を繋ぎます。
すると、充電中サインが一瞬表示されて消えます。充電できているのかどうかわからない。USBハブの場合、電源容量が足りない場合もあるからです。
とりあえず初期状態でバッテリーは60%あるようなので、作業を進めようと、その状態で「同期」ボタンを押します。すると、接続できないから「再試行」ボタンを押すように催促されます。
今度はV650の電源を入れてみます。起動音が鳴り、オープニング画面が終了するとメニュー画面を表示します。そこで「同期」ボタンを押します。しかし、やっぱり同期できません。
何か手掛かりはないかと、V650のメニュー画面から「SETTING(設定)」>「GENERAL SETTINGS(基本設定)」>「ABOUT V650(V650について)」と辿ると、画面の下の方に「Your computer’s operating system:(コンピュータのオペレーティングシステム:)」という項目を発見。「Windows」と「Mac OS X」の選択肢があり、「Windows」が選択されていました。
これを「Mac OS X」に変更して、「FlowSynk」の「同期」ボタンを押したら大成功。
あとはMacのブラウザ上で必要項目を入力していくとユーザー登録やV650の設定が完了。その後にソフトウェアを更新するか聞かれるので、これも実行します。
無事ソフトウェアはver.1.4.7、ファームウェアはver.4.1.8に更新されました。
この作業、Webブラウザが表示する画面は英語で、V650も言語設定するまで英語表記。
こんな感じで書くと順調に完了したように思えますが、実際は取説を読み、サポート情報を読み、ユーザーのブログを読みでバタバタしました。
本体の操作はある程度直感でわかりますが、スタートガイドや取扱説明書の説明もかゆいところに手が届かずで、機械に苦手な人だとなかなかハードルが高く感じました。
充電はその後、MacのUSBハブからも充電可能でしたが、途中からiPhoneの充電アダプターで充電しました。電源のON/OFFも関係なく充電できました。
電源がOFFでもフロントボタンを押すと、充電状態をパーセンテージで確認することができます。
<2018年3月16日追記>
V650と「FlowSynk」の接続の手順をあらためて書いておきます。
- 電源OFFしたV650とMacをUSBケーブルで接続する。
- 「FlowSynk」を起動する。
- V650の電源をONする。
- 接続される。
- 同期作業が行われ、しばらくして同期完了。
- Webブラウザが「Polar Flow」を表示する。
- 「FlowSynk」を終了する。
Macだと(Windowsは知りません)、同期が完了した際に「FlowSynk」に何故か「同期に問題がありました。もう一度同期してください。」とメッセージが表示されます。
何回やっても同様に表示されるので、とくに問題が出ていないし、そういうものだと思い、気にしないようにしています。