2016年11月2日 サイコン&ライト
GPSサイコンをついに導入
ついにGPSサイクルコンピュータを買いました。現在使い方を勉強中。実戦投入はこれからです。
GPSサイコンとは、GPS情報をもとに速度や走行距離、時間を表示するサイクルコンピュータ。
オプションの追加で心拍数やケイデンスを表示できる機種もあります。GPSなので走行ルートを記録できたりもします。上位機種になると地図を表示したり、ルートガイド機能があるものもあります。
ハードモードの自転車乗りの方はGPSサイコンで心拍数やケイデンスを記録し、トレーニングに役立てています。しかし、自分がGPSサイコンを購入した動機はそんな高尚なものではありません。
自分もキャットアイV3を取り付けて、心拍数やケイデンスをチェックしてたいたこともありました。しかし、そのうちハートレートセンサーを着けるのが面倒くさくなって、ケイデンスも気にしなくなりました。
自分にとってベストは、速度と走行距離、走行時間がわかり、走行ルートを記録し、地図を確認したり、ルートを案内してくれるだけで充分とわかったのです。
そういう意味では現在のサイコンとiPhoneアプリの組み合わせがベストな環境に近いです。
ですが不満もあります。V3は問題ありませんが、アナログサイコンでは線路脇を走ると誤動作したりします。
買い換えたiPhone SEのディスプレイは暗く日中屋外で見にくいとか、地図を表示し続けるとバッテリーをどんどん消耗してしまうとか。
ちょっと前にサイコンが一時行方不明になりました。また新しいものを買わなきゃいけないのか。自転車を3台持っているとタイヤサイズも異なるし、サイコンとスピードセンサーを1台ごとに付けなきゃならない。
「3組用意しなければならないのは不経済だな」とサイコンを考えるきっかけがありました。
そこで、センサーがなくても計測でき、タイヤ周長も関係ないGPSサイコンなら1台で複数の自転車をカバーできないか。サイコンに金を使うなら、いっそのこと最終兵器となりえるGPSサイコンと考えるに至ったのです。
最初はキャットアイの「パドローネ スマート プラス CC-SC100B」が購入候補でした。
「ストラーダ スマート CC-RD500B」や液晶ディスプレイの大きな「パドローネ スマート CC-PA500B」も考えましたが、「CC-SC100B」はファームウェアの更新ができるのが魅力でした。
たいていのGPSサイコンはスピードセンサーやケイデンスセンサーとの通信にANT+かBluetoothが使われており、ANT+の方がトラブルが少ないようです。
キャットアイはBluetoothを採用しており、しかもトラブルが多いという巷の評価です。
それにキャットアイのものはスマホのGPSを使って連動させたときにGPSサイコンとして機能する仕組みで、地図の問題も現状のアプリを使い続けることになり、スマホのバッテリー問題はクリアできません。
純粋なGPSサイコンとはいえず、比較的価格が安いことしかメリットがありません。
GPSサイコンで人気があるのはGARMINのシリーズ。いち早くGPSサイコンを作り始めたからラインナップも豊富。実績があるためユーザー数も多く、ネット情報も大量、マウントなどのサードメーカーオプションも多いのがメリット。無線もANT+を採用しています。
要求仕様を満足できそうな機種は、地図機能のある「Edge 820J」か「Edge 1000J」。しかしメチャ高い。本体だけのセットがないことも高価な一因です。
最近、日本の販売代理店「いいよねっと」が、GARMIN日本法人に買収され、日本国内の販売価格の値下げを期待する声も聞きますが、今のところ何の変化もありません。
2チャンネルの自転車板を覗いていると、Brytonという台湾メーカー名をよく目にします。そこの「Rider 530」や「Rider 330」が候補に挙がってきました。
どちらの機種もディスプレイはモノクロ。走行ルートの曲がり角を知らせてくれるガイド機能はありますが、地図そのものの表示はできません。
低価格なのがメリット。だけど国内でほとんど販売している店がなく、入手しようとすると海外通販に頼ることになります。それに情報も乏しく、アフターサポートも心配。
台湾の自転車ショップをしばらくウォッチしていたら、だんだん値段も上がってきて、価格の魅力が薄れてきてしまいました。
そして最後まで候補に残ったのは「Polar V650」。
Polarと言えば、数年前までは心拍数を計れるサイコンとして、自転車乗りの間で憧れのメーカーでした。GPS時代になって憧れの対象はGARMINに移っちゃっいましたが。
「Polar V650」は発売開始から間がありますが、ファームウェアの頻繁な更新で機能が徐々に進化しました。
調べた限りでは自分の要求仕様はすべて満たせそうです。しかもカラー液晶で価格が比較的安い。
デメリットは、センサーがBluetoothであること、マウントなどのオプションが貧弱、ユーザー数が少ないので情報も乏しい。
製品としての完成度や運用障壁を考慮すると、お金を掛けられるなら「GARMIN」一択が先人たちの総意のようです。
しかし、あえて「Polar V650」に決定!Amazonで底値のときにポチッと。センサーレス版なのもありますが、「Edge 820J」の半額以下だったのだけとりあえずうれしい。
コメント
こんばんは、私は820J使っていますが(830まで待てませんでしたw)
ハートレートセンサーは未開封のままです(スマートウォッチで心拍は見てるので)
JR1は単体使用、ミニベロにケイデンス・スピードセンサーを使ってますので
JR1の時はほぼログ記録用ですね
ただコンポをe-Tapに変えましたので、画面上でギヤ位置を確認できますので
先日の富士スカイラインヒルクライムでは重宝しました
本当はJR1のRPM、スピードが記録できると最高なんですが…
2台使いまわす場合はPCのガーミンコネクトで毎回使用車両を変更するのも面倒です
2019年8月24日 06:37 PM:yn
JR1のコンポをeTapに換装したのですか?
サイコンでギア位置が確認できるのは便利そうですね。
でもeTapにしろDi2にしろお高いのがネックですね。
2019年8月24日 11:10 PM:なで王
JR1の105→eーtapです
ディスクもセンターラインに変えたので、長い下りでも鳴きが無くなりました
私の車体は初期からリヤーハブでコトコト音がして、フリーボディがブレてることに気づいたので、コンポ交換と共に組み直しました
シャフトのダブルナットが締まってなく、ベアリングが遊んでましたよ、多分販売店じゃ対応できず時間がかかるので自分でベアリング交換しました
ハブモーターのメーカーも書いてありましたよ
そんなこんなで、コントローラー以外の不良以外は自己解決出来そうなので、もうメーカー保証は良いかなって感じで
一応ノーマルパーツは保管してますがね
電動シフターはお高いですが、操作性と後のメンテを考えるとストレスフリーになると思ってます
eーtapは海外で買えばかなり安いですからね
ミニベロDi2のセミシンクロシフトも超楽チンです!
2019年8月25日 07:43 AM:yn
> ynさん
何でも自分でできるスキルが羨ましいです。ディスクも未体験ゾーンなのでなかなか手が出ないです。
クランクやBB廻りも換装されたのですか?というか換装できるのですか?
駆動系までやると型式認定外れているような気がします。
2019年8月25日 09:26 AM:なで王
流石にクランク、BB、チェーンリング、カセットスプロケットはいじってないです
特にBB周りはトルクセンサー付いてますのでw
チェーンリングとカセットスプロケットは摩耗で交換しても、タイヤサイズを変えない限りはアシストリミット速度は変わらないので(リヤハブモーター内にスピードセンサーがある為)自分としては問題ないかと
その前にハブモーターの構成パーツの摩耗の方が心配になりました
あ、完全に脱線しちゃいましたね
830のレポお待ちしてます♪
2019年8月25日 04:19 PM:yn
> ynさん
なるほど納得。
やっぱり駆動系はいじれないですね。参考になりました。
2019年8月25日 05:25 PM:なで王