2019年4月10日 ウェア
ワークマン・レインスーツ ストレッチ R-006
昨年から小学生の登校時に交差点に立つお役目を町内会から申し付けられました。
ちょっと早起きしなければならなくなりましたが、年数回のことなのでそれは構いません。一番困るのは晴れの日ばかりじゃなくて雨降りの時も出動しなければならないことです。
交差点に立つときは片手に幟とか持っているので、傘をさしながらはちょっと都合が悪い。なので、レインウェアを着て立つことになりました。
僕の持っていたレインウェアは、子供が小さい頃に流行ったオートキャンプをするときに買ったものです。もう20年以上も前の年代物でした。
久しぶりに発掘して外気に当てたら、ウェアの内側にコーティングしてある樹脂がボロボロになっていて、歩くとポロポロっと白いものが落ちてくる有様。
あまりにも酷いし、今後も着る機会が増えるかも知れないので、新しいものを手に入れました。
買ったのはワークマンの「レインスーツ ストレッチ R-006」。ネットのオートバイ乗りの間でちょっと話題になったウェアです。
バイク乗車時に着るには、そこそこのストレッチ性があり、そこそこの耐水圧とそこそこの浸透性、なにより値段が税込み4,900円とそこそこであったことが人気の理由でしょう。
ブリヂストンのホームページには、耐水圧の目安は、小雨300mm、中雨2,000mm、大雨10,000mm、嵐20,000mmと記載されています。ちなみに傘の耐水圧は250mm程度のようです。
透湿度の目安は、蒸れにくさは最低5,000g以上、できれば8,000g以上。ベトベトになりにくさは最低10,000g以上、できれば20,000g以上。ちなみに一般的な発汗量は、軽い運動で約500g/hr、ランニング等の激しい運動で約1,000g/hrだそうです。
「レインスーツ ストレッチ R-006」の耐水圧は10,000mm、透湿度は5,000gなので、数値的には最低ライン。交差点に立つ仕事くらいなら十分ではないでしょうか。
サイクリングに使うにはもっと浸透度が高い方が良いのですが、最適な性能を求めたら、多分値段を5倍から10倍みないと手に入らないと思います。
「レインスーツ ストレッチ R-006」は上下組のスーツで、下はブラック1色ですが、上はライムイエロー、バーガンディレッド、ダークチャコールの3色がラインナップされています。
視認性の悪い雨の日に着るウェアですから、目立ってなんぼ。僕はライムイエローを選びました。
背中側の裾が少し長く、ロードバイクなどの前傾姿勢でも背中が出にくくなっています。
背面はシンプル。
背面右肩のロゴマークは反射プリント。左腕にも反射プリントがあります。
フードは結構深いです。透明素材ではないので被ると左右がよく見えなくなります。
フードを使わないときは、内側にロールアップして収納できます。
コードを締めて襟元を絞り、雨を侵入しにくくすることができます。
袖口もマジックテープで絞ることができます。
サイドのポケットはファスナー付きで、入り口は布が幾重にも折り重なって雨が入りにくくなっています。逆にファスナーのスライダーにたどり着くのが大変です。
胸元にも止水ファスナー付きの防水ポケット。
ズボンはブラック。
ズボンが脱げるのを防止する腰ひも付き。
ズボンの裾を絞るスナップボタンが付いています。これも自転車への配慮でしょうか。
中身が透けて見える収納用のポーチが付属しています。大きさはかなりゆとりがあり、ウェアの出し入れにストレスはありません。
輪行バッグ付属のポーチと違い、出したら入れるのに苦労するということはなさそうです。
雨の日には基本走らないけれど、1着くらいレインウェアを持っておきたいという人にはオススメの品ではないでしょうか。