空調服(バートル・エアクラフト AC2014 & Zuo Mei JLS304C ファンセット)

梅雨時といえど合間の晴れの日の草刈り作業は暑くてたいへん。
プロの農家さんは空調服を愛用している。効果があるか聞いたら、お墨付きをいただいたので買ってみることにした。

調べるとバッテリーの電圧が、モバイルバッテリーを使用する5Vのもの、8V、14.8V、19Vといろいろ。電圧が高いほど風力が強い。しかし重量が重くて価格も高い。
自分の作業的には真夏でも午前中の3時間くらい。安くて軽くできるモバイルバッテリーを使用する5Vで良さそうだ。

ググるといろいろな空調服がヒットするが、ウェアとファンやバッテリーがセットで安いのものはウェアのデザインがいまいち。
ホームセンターで販売されているものはいかにも作業服で「う〜ん」という感じ。そこでウェアとファン、バッテリーは別個に用意することにした。

ウェアはバートルというメーカーの2023年新作「エアークラフトベスト AC2014」にした。バートルは格好いい作業服を作っているメーカーで人気があるようだ。

「エアークラフトベスト AC2014」はカラーがミルスグリーン、ブラック、カモフラブラック、トリコ、カモフラホワイトの5バリエーション。S・M・L・XLの4サイズ。無難なミルスグリーンのMサイズを購入した。

前面。

背面。背中のファンのホールは直径9cmのファンに対応する。

胸の部分にファスナー付きのポケット。iPhone12が余裕で入った。

両脇にもポケット。

フルハーネス対応というのがよくわからないが、肩にオレンジ色のハーネス用フックハンガーというものが付いている。

ハーネス用フックハンガーの下にスリットが開いていて、そこへ収納することができる。

ウェアの内側はアルミコーティングが施され、UVカット、マイナス5℃の遮熱効果があるそうだ。また生地にはPAコーティングが施され空気漏れを防いでいるそうだ。

この辺のことは「はぁ、そうですか」という感じで、内容はよくわからない。とりあえず使って涼しければOK。

背中の部分にメッシュポケットがあり、保冷剤を入れられる。ポケットの下には通気用のスリットが開いている。

左側にはバッテリーを収納するポケットがある。脱落防止用のタブはボタンで留められる。

「エアークラフトベスト AC2014」に対応するバートル純正のファン・バッテリーセットは2万円近くてとても買えない。なのでAmazonで2,370円の中華製ファンを購入した。

パッケージの中身はファンが2個とスイッチ付きのケーブル、日本語で書かれた取扱説明書。

ファンは赤色の5枚羽根。羽根の枚数が少ない方が風量が強いそうだ。ウェアの取り付け穴が直径9cmのものに対応する。バッテリーは5V2Aに対応。

電源コネクター。

ケーブルのプラグを差し込み、抜け防止の爪に引っ掛ける。

ウェアに装着する前に動作チェック。バッテリーは手持ちの5200mAhのモバイルバッテリーを使用した。

電源スイッチは、ボタンを押すと青色のLEDが点灯し、風量強→中→弱→電源OFFをループする。

ウェアの取り付けは、まずファンの下にセットされているねじ込み式のリングを取り外す。

ファンをウェアの表側からホールに挿入し、裏側からリングを締め込みサンドイッチする。

ケーブルを取り付ける。

ホールの左右にケーブルを通すケーブルホルダーがある。

背中の中央にもケーブルホルダー。この個所だけボタン留め。ケーブルホルダーとファンのケーブルジャックの位置が合うようににファンを取り付けるとキレイにケーブルがまとまる。

ファンを風量強で作動させた状態。

背中も結構膨らむ。風が背中を通って首元から抜けていき涼しい。ファンの動作音は大きいが、農作業で使うにはあまり気にならない。風が耳元を抜けるので人の声は聞きづらいかもしれない。

5200mAhのモバイルバッテリーで風量中にして草刈りをした。2時間半使用してバッテリー残量は半分くらい。身体は汗ばむが、空調服がないときには汗でベタベタになったのでずっとマシだ。

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