2023年11月21日 iPhone・iPad
中古iPhone 12の購入とIIJmioで使えるまで
カミさんのiPhoneをSE(第1世代)から12に機種変更した。
SEの新品をアップルストアで購入してから7年4ヵ月。1回バッテリーを地元の店で交換して、またヘタってきた。
最新のiPhone 15は一番安い機種でも10万円オーバー。SE(第3世代)ならなんとか62,800円。しかし、SEより安く買える中古のiPhone 12を選んだ。
CPUは1世代古いが、サイズの大きな全面ディスプレイ、Face ID、レンズが複数、Magsafeなのは魅力だ。
さて、中古のiPhoneを購入する場合、注意する点は2点。1つはネットワーク利用制限とバッテリー蓄電容量。
以前の所有者が端末代金を滞納していたりすると携帯電話会社がネットワーク利用制限をかける。巷で「赤ロム」と呼ばれているものだ。そうするとそもそも携帯電話として使えない。
バッテリー蓄電容量が80%未満なら、買ってもすぐにバッテリー交換が必要になり、アップルに頼めばiPhone 12の場合14,500円かかって余計な出費を迫られてしまう。
あとは液晶面やボディの傷、付属品が揃っていればOKだ。これらの商品情報がすべてちゃんと記載されているショップで買うと安心できる。
購入したiPhone 12は、SIMフリー・グリーンのバッテリー容量100%の中古品。100%といっても新品から10月くらい使っても100%なので全然使われていない訳ではない。
目立つ傷もなく、箱や付属品全部が揃った程度の良いものが送料込み56,450円で手に入れることができた。
iPhoneが届いたら、とりあえず自分でもネットワーク利用制限をチェック。
「ネットワーク利用制限チェッカー」は複数のキャリアを一度にチェックできる。SIMフリー端末でもまれにネットワーク利用制限がかかっているものがあるようだ。
ネットワーク利用制限がクリアしたら初期設定と古いiPhoneからの引っ越し作業、そしてIIJmioの回線につなげられるように設定する。
新しいiPhoneの電源を入れる前に、最初にするべきことは古いiPhoneのバックアップ。万一トラブルがあったときに現状に復帰できるようにするための保険だ。
バックアップのやり方はアップルのホームページに詳しい。
バックアップが済んだら新しいiPhone 12の電源を入れて画面の指示に従って操作していく。わからない項目は「後で設定する」で問題ない。
もしWi-Fiが接続できないと表示されたら、リストから自分ちのWi-Fiを選択し、ログインパスワードを入力する。また、Apple IDを要求されることもある。
進んでいくと「クイックスタート」画面が表示される。これは古いiPhoneからの引っ越し作業が簡単にできる仕組みだ。
やり方はソフトバンクのホームページが図入りで詳しい。
古いiPhoneのメモリ使用量が多すぎるとデータ移行が失敗するときがある。うちの場合、64GB同士のiPhoneで、古いiPhoneが60GB使っていたら失敗した。写真などを削除して56GBくらいに減らしたらうまくいった。
データ移行が済むとiPhoneは自動的に再起動するが、一旦新旧のiPhoneの電源を切って、SIMカードの入れ替えを行う。
IIJmioを使っている場合、新しいiPhoneに構成プロファイルをインストールしなければならない。
インストールする手順はIIJmioの「IIJmio乗り換えガイド/初期設定」が詳しい。
正しくインストールできると、待ち受け画面左肩に「docomo」(Dプランの場合)が表示される。
中古の場合、保証期間がひと月とか短いので、期間中に使い倒して不具合がないか確認する。