高儀 EARTH MAN 36V充電式耕うん機 GCV-360LiA

先月の初め頃、畑で水まきをしていたときにギックリ腰になった。そして少し治りかけた頃にタマネギの苗を植えていて、しゃがんだ姿勢から立ち上がるときにまたやった。

ギックリ腰で畑を耕すことができなくなった。治すのに余計な時間がかかったお陰で予定していたソラマメの種まき時期を失ってしまった。

Amazonのブラックフライデーセールに高儀の「EARTH MAN 36V充電式耕うん機 GCV-360LiA」が対象商品になっていて、いつもの価格より8千円弱安い。
ちょっとした面積を耕したり、腰が痛いときの助けにならないかとポチった。

「EARTH MAN 36V充電式耕うん機 GCV-360LiA」は名前のとおりバッテリー式の耕うん機だ。

スペックは耕うん幅:約300mm、満充電での連続使用時間:約35分間。Amazonのレビューを読むと、土の状況にもよるがそこそこの面積を耕すことができそうだ。

重量はパッテリー込みで約10kg。機体が軽いと硬い土では跳ねてしまいコツがいるようだ。あんまり重いと腰が痛いときにクルマからの上げ下げも大変だと思うのでこの辺の重量が限界かも。

耕うん機は、エンジンタイプには燃料がガソリンや混合ガソリン、ガスボンベのもの、電動タイプにはAC100V電源とこのバッテリー電源のものがある。

エンジンタイプは能力の割に本体価格が比較的低価格。しかし燃料の管理が面倒くさい。ガソリンは危険物だし、長期保存ができない。たまにしか使わず、保守管理が手間だと思うので却下。
ガスボンベタイプは機体の値段が高過ぎ。冬の寒い時期に弱いという話も聞く。

畑にAC100V電源がないからこのタイプはダメ。クルマにインバータを付けて電源を取れるがクルマを近くに駐車しておけない。AC100Vを出力するポータブル電源は初期コストがかかりすぎる。

それで、動作時間は短いし能力的にも貧弱だが、腰痛時の機体の軽さと燃料と機体管理の手軽さでバッテリー式を選んだ。
広い面積を耕すときはプロが使う6.3馬力の耕うん機が借りられるから問題ない。

パッケージの中には、まず取扱説明書。最後のページに6ヵ月の保証書付き。

本体はバラバラになっていて自分で組み立てる必要がある。プラスドライバー1本だけ用意すれば、車輪とハンドルを取り付けるくらいだから、30分くらいで組み立てられる。

36V4.0Ahのリチウムイオンバッテリーが1個付属。予備電池はAmazonでは18,000円弱で販売されている。

前面の丸印を押すと隣のランプ(右から赤黄緑緑)が点灯する。
全部点灯で残量は十分、赤黄緑点灯で約2/3、赤黄点灯で約半分、赤だけだと要充電のサイン。何も点灯しなければ故障の可能性あり。

バッテリーは本体上部の緑色透明フタのケース内に挿入する。

専用の充電器。

前面の細長いバーがランプになっていて、充電器をコンセントに挿すと赤く点灯する。バッテリーを装着して赤色に短く点滅した場合はバッテリーに異常あり。

充電中は緑色に点滅、充電が完了すると緑色に点灯する。緑色に短く点滅した場合はバッテリーの温度が高くて充電できないことのサイン。

保管するときや土で汚れた耕うん機で車内を汚さないための収納バッグも付属していた。

収納バッグは袋状の巾着タイプになっていて、底と耕うん刃の当たる側に補強板が入っている。

耕うん機を動作させるには、まずスイッチ部からぶら下がっているロックキーをロックキー差し込み口にカチッと音がするまで挿入する。

ロックキー横の安全ロックボタンを押しながら、ハンドルと並行する細い緑色のスタートハンドルを一緒に握る。
ロックキーが刺さっていないと安全ロックボタンは押し込めない。

ハンドルとスタートハンドル。耕うん刃はすぐに回転を始めて前進してしまうので、始めは耕うん刃を浮かせていた方が良さそう。

スタートハンドルを離すと耕うん刃の回転が止まる。

耕うん刃と車輪の間に突き出ているくさび形の金具は抵抗棒。

車輪の上にある緑色のパーツはキャスターロックボタンで、押し込むとロックが外れ車輪と抵抗棒を上下させることができる。
カチッと音がするまで移動させるとキャスタロックボタンが元に戻りロックする。

耕うん刃は鉄板をプレスしたものなのでちょっと貧弱な感じ。石などで曲がってしまいそうだ。
補修パーツとして「替刃(左右セット)GCVP-1」がAmazonで2,621円で用意されている。

本体のすぐ上に持ち運びグリップ。このグリップとハンドルを持って持ち上げると少しは軽く感じる。

ハンドルパイプはハンドル、中間パイプ、持ち運びグリップに3分割するが、本体とハンドルはスイッチのケーブルが繋がっているため完全に分離できない。
また、パイプはねじで連結しているため、クルマに積むときなどコンパクトにしようとすると手間がかかる。

折り畳み自転車のようにワンタッチで折り畳めたり、ケーブルがコネクタなどで分割できると良いと思った。

寒くなって今まける種はほうれん草くらいしかないみたいだが、畑デビューするのが楽しみだ。

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