千吉 伸縮太枝切鋏 SGFL-6

住んでいる地域では剪定枝を無料で回収してくれるサービスが年数回ある。それに合わせて伸びきってしまった庭のデイゴの枝を伐採することにした。

家には刈込鋏が何本かあり、その他に高枝鋏が1本ある。高枝鋏の切れ味が良ければ問題なかったが、これがあんまり切れない。なので、切れる鋏を買うことにした。

購入したのは「千吉 伸縮太枝切鋏 SGFL-6」。

生木枝を直径最大30mmまで切断でき、ハンドルが約640mmから約970mmまで伸縮することができるのが特長のハサミだ。

ハンドルを伸ばすことができるので、地面の上からある程度の高さの枝まで切ることができる。

剪定鋏は、刈込鋏などよくあるハサミのように、2枚の刃が交叉して切断するバイパス型と、このSGFL-6のようなアンビル型がある。

アンビルとは鍛冶屋が焼けた鉄などを打つ「金床」のことで、刃を金床に打ち付けるようにして枝を切るハサミをアンビル型という。

それぞれの特徴は、バイパス型は切断面がキレイで枝が生えている際に切ることができる。アンビル型は刃が薄いため軽い力で切断できるが、アンビルに幅があるので際切りはできない。
腕を伸ばして高い枝を切ったりすることになるのが予想されたから軽い力で切れるというアンビル刃を選んだ。

SGFL-6はテコ式構造でさらに軽い力で切ることができるようだ。

また、この製品を選んだ理由は、刃とアンビルが補修パーツとして用意されていること。アンビル型は刃が薄いために刃が欠けやすい。
それにアンビル自体がプラスチック製でなくて金属製なのもポイント。長く使えそうだ。

Amazonを見ていると中華製の安い商品もあるが替え刃に困るみたいなので、それらが用意されているかどうかチェックが必要だ。

持ち手の上部にあるレバーを押し下げながら持ち手をスライドさせるとハンドルを伸縮できる。

ハンドルの5ヵ所に穴が開いていて、その位置でハンドルがロックされる。

ハンドル長が約640mmの一番短い状態。

ハンドルを最長約970mmに伸ばした状態。

使用した感想は、とにかく軽い力でスパッと良く切れることに感動した。だが、刃渡りが小さいのでガバッと口を開いてあげないとなかなか枝をつかめない。
しかも口をガバッと開けるにはハンドルも目一杯開かないといけないので結構大変。特に高い枝を切るときに腕をいっぱい広げるのはつらい。

一度で切れないときは刃をこじらないで、刃を垂直に入れて何度も口を開けたり閉じたりして切り進める。刃が薄く欠けやすいために注意が必要だ。

悲しいお知らせは、地域の剪定枝無料回収サービスは今年で終了らしい。来年からは燃えるゴミで出すことになるようだ。ゴミ袋に入れるため枝を細かくする対策を考えなくてはならない。

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