フリードは晴天の時にメーターパネルが見にくくなるが、同じようにナビの画面も見にくくなる。
世の中にはナビバイザーと呼ばれる製品が販売されているので、同じようにナビが見にくいと感じている人が大勢いるのだろう。
どれほど効果があるものか、とりあえずDIYで自作して確かめることにした。
薄いプラスチック板だと夏場に変形してしまうらしいので、ダイソーで売っていた「クラフトボード・ブラック」で作ってみることにした。紙なら工作もしやすい。
A4サイズで厚さ350g/㎡の厚紙が4枚入っている。最初、4枚分の厚さのボードが1枚入っているものと思っていたら、カットしたら4枚に分かれて、そこで初めて4枚だと気づいた。
最初にコピー用紙で試作品を作って、実際にナビに嵌めて形を決める。ちょっとずつ形の違う試作品が3点でき、一番下のものが決定した試作品。
バイザーはナビのディスプレイ周囲にある隙間に差し込む状態で取り付ける。
ナビに取り付けたときに上面が水平近くになり、運転席から画面全体が見えるような角度で取り付けられる形状にした。
完成形の寸法図。側面の傾斜部分は好みで適当に。点線部分は折り目。
ボード1枚では薄いので2枚を貼り合わせた。
貼り合わせてから曲げ加工をするとたわみが出てしまうので、最初に1枚目だけを折り、ナビに取り付けられるか確認。
折り目はインクの出なくなったボールペンなどで数回けがいて溝を作ってやると真っ直ぐに折れる。
次に2枚目は折らないで中央の庇部分だけに両面テープを貼り、1枚目の外側から被せて貼り合わせる。内側の1枚目の角に合わせて2枚目を折り、それから耳の部分を両面テープで貼り合わせる。
1枚目は2枚目より端がはみ出すため、貼り合わせてからはみ出した部分をカットする。
厚さが2枚分ではナビに取り付けたとき隙間に対してスカスカなので、差し込み部分だけ内側に2枚分追加した。
ナビに取り付けた状態。写真で見ると内装と質感が意外と近くて違和感がない。
運転席目線でこんな感じで見える。
紙製なので庇部分が少したわんでいる。湿気が多い時期になるともっとヘナヘナになるかも。
110円で8個ぐらい作れるから、その時はまた作り直しても金は掛からない。