BANANA号(4)

年齢のせいか骨がなかなかくっつかず、しかも利き手だったので、組み立てどころかサイクリングにも行けないまま次の年になった。
2008年の2月頃にはシャーレも外されたが、あんまり骨のくっつきが悪いので、超音波での治療が始められた。
とりあえず手首が使えるようになったのと、3月下旬に開催される「ぐるっと浜名湖ツーリズム」の参加申し込みをしていて、それに間に合わせるために自転車の組み立てを再開することにした。

とこなめ招き猫通り

9.ブレーキワイヤー取り付け

日本で売られている自転車は右手:前ブレーキ、左手:後ろブレーキが大半だと思う。欧米では右手:後ろブレーキ、左手:前ブレーキが主流のようだ。
スポーツ自転車の主要な消費地は欧米であるため、欧米仕様の方がワイヤーの取り回しにストレスがないようなパーツ配置になっている。
前ブレーキを正面から見ると、左側にケーブルの取付位置がある。左手側からケーブルが来ると滑らかなカーブでブレーキに進入する。右手側からだと小さく急なカーブになるでしょ。
で、どっちにするか悩んだ。悩んだ結果、普段慣れ親しんだ右手:前ブレーキ、左手:後ろブレーキにした。咄嗟にブレーキを掛けるときのことを考えたからだ。

後ろブレーキのワイヤー受けにはVブレーキバナナを付けた。
サイズの小さなスローピングフレームだと、フレームのワイヤー受けから後ろブレーキのワイヤー受けへの取り回しが窮屈になる。ブレーキに入るワイヤーの角度が急になってしまうんだね。
そのために、ブレーキの引きが重くなり、戻りも悪くなる、とここのホームページの著者が書かれている。まねっこした。

10.シフトワイヤー取り付け

リアのシフトワイヤーはそんなに難しくない気がする。普通のテンションで張れば、普通に変速してくれる。
フロントのシフトワイヤーの方が難易度高い、というのが感想だ。特に前3枚なので、余計難易度が高くなっていると思う。
使っていると、フロントディレーラー自体がワイヤーのテンションで引っ張られ、取付位置がずれて、チェーンが擦れたり変速がおかしくなる。
自転車屋さんで調整して貰ったりしたこともあるが、使っていれば、またおかしくなる。

11,チェーン取り付け

まあ難しいことはない。

12.ペダル取り付け

ペダルは友人が買ったTREKのロードバイクに付いてきたフラットペダルを譲ってもらった。これにハーフクリップを付けている。
ビンディングペダルに換えようと購入までしたのだが、付けられない。
ビビリなんだ。いや一度クロスバイクに付けたことはあるよ。未経験者ではない。でも多分一生このままだと思う。

13.タイヤ、チューブ取り付け

最初タイヤはパナレーサーのツアラーを用意していた。
しかし、嵌められない。サイズが違っているんじゃないかと思えるくらい寸足らずに見え、とても嵌められそうにないと思ったし、実際、何時間格闘しても嵌められなかった。
あきらめて、IRCのレッドストームにした。こいつは簡単に嵌められた。
レッドストームはサイドが心配になるくらいペラペラ。この間まで使っていたので、実際は全然問題ない良いタイヤだった。でも高くなっちゃったね。

14.バーテープ取り付け

初めてのバーテープ。見よう見まねで巻いた。
下処理のワイヤーの固定には自動車用の絶縁テープが、後からベテベタしなくて良い、ってのをどこからか聞いて、それを使っている。

伊良湖岬

BANANA号の完成は2008年2月。えらく時間がかかってしまったが、ついに完成した。
最初に乗った感想はなれない前傾姿勢でお腹が苦しい。コラムスペーサーを追加してハンドルを上げることはできないので、ハンドルを送ってブラケットを上げた(下ハンは遠くなるが、ほとんど使わないから良いのだ)。

自転車の組み立て自体は、前回に書いたとおり、決められた場所に、決められた向きで、指定のトルクで取り付けていくだけなので、よほどの方でもない限り誰でもできそうだ。
難しいのはディレーラーの調整。これはメンテナンスの部類に入ると思うので、純粋な組立の範疇外かも知れない。
僕のようなケースだと、完璧に整備された状態というものを知らないので、これで良いのか、もっと良くなるのかも分からない。何か異音がしたときの対処もノウハウがないので試行錯誤。
自転車をおろしたての頃は、自分で組んだ自転車で高速で坂を下り、命を託して大丈夫か?と思ったものだった。
身近に良い自転車屋さんがあるなら、そこで購入しメンテナンスもお任せするのが良いのではとも思う。

ロードバイク良いです。ロードバイクは乗り手のパフォーマンスをアップしてくれる。
今まで自転車に乗っていて、自分の力以上のパフォーマンスを感じたことはなかったが、この自転車は乗り手を助けてくれる。
重量が今まで15kgくらいだったのが9kgくらいに軽くなったせいだろうか?
出なかった速度が出るようになり(ちょっとですが)、辛かった登坂が楽になり(基本はやっぱり辛い)、距離を走れるようになった(100kmオーバーも平気)。それが今の感想だ。

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