引っ越しの時にしくじったか、モノクロ・トナータイプのコピー+FAXのプリントの具合が悪くなってしまいました。
修理するか思案したのですが、自分が使う安物の機械レベルだと修理費で新品が買えてしまうのに気がつきました。ドラムとかトナーなどの消耗品が高い。
最近の複合プリンターは、iPhoneやコンピュータからワイヤレスでプリントやスキャニングできたりします。知らない間に進化したものです。
はじめはブラザーのMFC-J955DNを考えていました。この機種はコードレス電話機が1台付いています。家の事情で長い電話コードを引き回していたので、これも解消したかったのです。
ところが、下位機種のMFC-J825Nにコードレス子機付きの電話機を別々に買った方が安くなることがわかりました。しかも、その方が電話機のデザインも選び放題、スペックも高いものにできます。
MFC-J825Nは、4色のインクカートリッジを使用します。黒色のみ顔料インクで他の3色は水性インクです。写真クォリティーのプリントが主目的なら6色とかの方が良いと思いますが、うちの需要なら4色で十分。ランニングコストも抑えられます。
Amazonで「ブラザー互換インクLC12(4色セット)耐光耐熱パッケージ付インク」を扱っていて、何と800円。とりあえず予備に1セット確保しておきました。
A4サイズのプリントとスキャニングしかできませんが、現状では作業そのものの頻度が少なくなっているので問題なし。先にも書きましたが、WifiでコンピュータからもiPhoneからもプリントとスキャニングができるのは便利です。
iPhoneからはAirPrint機能でプリントできますが、ブラザーから無料でダウンロードできる専用アプリ「Brother iPrint & Scan」を使うと、写真の縁なしプリントやスキャニングができるようになります。
FAXのメモリ受信ができるので、勝手に送りつけられる宣伝FAXなどにインクや紙を無駄に消費しないのも良い。必要なFAXは、内容をはっきりと確認できるほどではないけど、液晶画面で見てからプリントすればいい。
あと、自動両面プリント、CD等のレーベルプリントにも対応していて至れり尽くせり。
僕が商品を注文したのは8月の中旬過ぎで、税・送料込みで13,800円でした。
コンパクトになったし、煩わしい配線が少なくなり、家のどこからでもプリントやスキャニングができるようになり、良いことずくめでした。
ちなみに、このとき一緒に買ったコードレス子機付きの電話機はPanasonic VE-GD21DL-W。購入価格は5,100円。
無線LANとコードレス電話機の周波数(2.4GHz帯)がかぶっていると電波干渉があるらしく、この電話機は1.9GHz DECT準拠方式対応なのでかぶらない。
親機で電話帳登録ができなかったり、いろいろ制限もありますが、通話品質も良好で値段が値段なのでノープロブレム。
明日にも新製品の発表がありそうなタイミングでの注文でしたが、案の定、商品が届いた翌日に新製品の発表がありました。
発表されたものはデザインが変わった新製品もありますが、購入した機種は型番が変わり多少の変化があった程度で残念感はあまりなし。型落ちにこだわらなければノープロブレム。
<2013年2月23日追記>
便利に使っているMFC-J825Nですが、ふたつだけ不満がみつかりました。
1つめは手差し給紙ができないこと。給紙口が1つしかないので、イレギュラーな用紙を使いたい場合は常に給紙トレイの中身を入れ替えなければなりません。たまのことではありますがめんどくさい。
2つめはFAXをメモリ受信に設定している場合、着信があったことを外観からは知ることができないこと。LED点滅とかでお知らせしてくれると便利なのに、いちいちプリンタの液晶モニターでボタンを押して確認しなければなりません。
それから、互換インクのブラックは顔料インクでないケースが多いらしい。まだ未使用で確認したわけではないが、上で紹介した商品も怪しい。他の色は使ってみたが問題は出ていません。発色も純正との差は気になりませんでした。
Amazon以外で顔料ブラックの互換インクを見つけたので、使用したら紹介してみたい。