次ぎに向かったのは「浜松市 秋野不矩美術館」。
エッチラオッチラ登る坂の途中にあるモニュメント。
これは何だろう?
秋野不矩(あきのふく)さんは二俣町で生まれた日本画家。秋野不矩さんの絵画や他の企画展など入れ替わりで展示されています。
館内は写真撮影禁止なので写真はありません。
最後の目的地は天浜線天竜二俣駅。
駅舎とプラットフォームなどが登録有形文化財に指定されています。
駅舎前には自転車乗りにやさしい駐輪スタンドがありました。
この駅では転車台と扇形車庫などを見学できます。
見学ツアーは毎日決まった時間に予約不要で実施されています。料金は大人が200円。
ガイドに連れられてゾロゾロ行くと扇形車庫がありました。
転車台は現在も現役。車庫に入るところを実演してくれます。
敷地が広ければ転車台は必要ないのですが、ここでは車両点検や格納のために運用されています。
しかし、転車台を作った会社もすでになく、部品も手に入らないので維持が大変なようです。
転車台の実演を観た後は、車庫の脇にある「鉄道歴史館」の見学。
中は国鉄時代の古い機材や備品などが満載。
昔の運賃表。「遠江森」から「新名古屋」まで710円。神戸でも1,560円だぞ。
空襲警報が発令されたときに官公庁やパブリックな場所に掲示されたであろう「空襲警報発令」という物騒な看板。
何に使うかわからない展示物がいっぱいです。
駅の外には古い客車があり、ガイドに聞くとこの車両は浜松市の所有。
当初ボロボロだったものを市の許可を得て、神奈川からボランティアの方が修理のために通っているそうです。
プラットフォームの屋根も登録有形文化財。ちょっとかしいでいるかな。
帰りに乗った車両は骨董品に見えますが、国鉄からJRになった頃にできたものだそうです。しかし、現役はこれ1両だけで、兄弟車両は修理の際の部品取りに使われたそうです。
帰りは1両編成だったのでちょっと込み加減。普段歩いていないので少し疲れました。