2013年6月23日 パソコン
USBオーディオ・インターフェース US-100
先日のエントリー「iMac(27-inch, Late 2012)雑感」で「イヤホンジャックが本体裏にあるから抜き差しが不便。解決策にUSB経由で対応したい」と書きました。
候補に「Creative USB Sound Blaster Digital Music Premium HD SB-DM-PHD」か「iBUFFALO USBオーディオ変換ケーブル BSHSAU01BK」と挙げましたが、結局は「TASCAM USBオーディオ・インターフェース US-100」にしました。
US-100とSB-DM-PHDはどちらも同じような機能があります。アナログのレコードプレーヤーを接続してレコードのデジタル化に対応します。価格的にも同じくらいで、SB-DM-PHDが若干高いくらいです。
だけど、決定的な違いはUS-100はMac/Win両対応ですが、SB-DM-PHDはWindowsにしか対応していません。イヤホンで音を聴くだけならMacでもできるらしいですが、せっかくレコードプレーヤーに繋げられるのに、その機能が使えなくてはもったいない。
US-100はMacintoshやWindowsの標準オーディオドライバーで動作するのもシンプルで良い。取り込み性能はSB-DM-PHDの方に軍配が上がるようですが、僕の耳的性能では多分わからないくらいでしょう。貧乏耳万歳です。
簡体はアルミで、ずっしり感があります。大きさはiPhoneと比較しても結構でかい。しかし、iMacのディスプレイの下に入るサイズだし、イヤホンの抜き差しにフラフラしないのは良い。
本体正面は左からギター入力端子(標準ジャック)、オーバーロードとシグナルのインジケータ、入力レベル調節つまみ、モニターバランス調節つまみ、出力レベル調節つまみ、USBインジケーター、ヘッドホン端子(ミニジャック)。
裏面は左からXLRタイプマイク入力端子、標準ジャックタイプマイク入力端子、アナログレコード用GND端子、入力切替スイッチ、ライン入力端子、ライン出力端子、USB端子。
入力はマイク/ライン/PHONOの切り替えなので同時入力はできません。
出力はラインでアンプやアンプ付きのスピーカーに接続できますが、ヘッドホンを差し込むとライン出力は切断されます。
Macとの接続ではマニュアル「第4章 アプリケーションガイド」の記載が古い。製品の登場が2009年10月頃のようなので、マニュアルもその頃のままのようです。
実際はMacと接続後、システム環境設定 > サウンドで「出力」タブで「内蔵スピーカー」を「USB Audio CODEC」に切り替え、主音量を最大、「入力」タブで「内蔵マイク」を「USB Audio CODEC」に切り替えるだけ。
これでMacの内蔵スピーカーやイヤホン端子からは音が出なくなります(ただし起動音は出る)。
電源はUSB給電のみでAC電源の入力端子などはありません。USBはMac本体に接続した方が良いでしょう。
マニュアルにはパソコンにマウス、キーボード以外を繋ぐなと書いてありますが、ちょっと無理。うちは外付けハードディスクやらブルーレイドライブやUSBハブが一緒に繋がっています。
付属のCDにはフリーソフトの「Audacity」だけが入っています。しかしバージョンがかなり古いので最新版をネットからダウンロードする方が良いです。
肝心の音ですが、僕の耳的にはMacのイヤホン端子で聞くよりもクリアになった気がします。ノイズもないし、簡体も熱くならないので良かった。
アナログレコードの取り込みはまだやっていません。いずれレポートしたい。