2016年9月12日 パソコン
スリム光学ドライブの換装
iMacと同時期に購入したロジテックのblu-rayドライブ「LBD-PME6U3LBK」が、まったく動かなくなりました。
最初はトレイは出てくるのにCDやDVDを入れてもマウントしない。そのうちイジェクトボタンを何度押しても、トレイを出さなくなってしまいました。
ドライブ自体が故障したのか、それとも電源回りの故障か調べることにしました。
「LBD-PME6U3LBK」の分解は簡単です。
まず、裏返しにして側面からドライバを差し込み、背面近くにあるネジを外します。外すネジはこの1カ所だけ。
次に、トレイの強制イジェクト穴からピンを突っ込み、トレイを押し出します。
そして、トレイごとドライブ本体を前面に引き出します。
ハードディスクなどのベアドライブの動作確認するために、グリーンハウスのIDE・SATA共用のUSB変換アダプタ「GH-USHD-IDESA」を使っています。
しかし、IDE時代のアダプタのため、スリムタイプのSATAインターフェイスには対応していません。
そこで、スリムラインSATAに変換するケーブルを手に入れました。
このケーブルは、スリムドライブをPCケースなどに搭載するときに使われているようです。
端子は3カ所あり、これはスリム光学ドライブなどに接続する端子。
こちらの端子はマザーボードなどに差し込む側の端子。
これは電源ケーブル端子。
「GH-USHD-IDESA」とはこんな状態で接続します。
blu-rayドライブ「LBD-PME6U3LBK」の中身はパイオニアの「BDR-TD05」だったのですが、結局この状態でも動作せず、ドライブの故障であるという結論になりました。
光学ドライブがないとCDも聴けないし、DVDも観られない。
新品のblu-rayドライブを購入するか迷いましたが、とりあえずケースの側が生きているかどうか興味があったので、中身のドライブだけを手に入れることにしました。
ヤフオクでblu-rayドライブを物色しましたが、スリムドライブといってもいろんな形状のインターフェイスがあるんだな。
中にはIDEのものも出品されているので、型番からIDEかSATAか、インターフェイスの形状を調べる手間があります。
これはというものに入札しても、落札価格がどんどんつり上がり、外付けドライブを買った方がましな価格になってしまいます。
方針を転換し、DVDマルチドライブにターゲットを変更。うれしいことに未使用新品のものを2,000円以下で落札できました。
今度のドライブはソニーの「AD-7760H」。まずIDE・SATA/USB変換アダプタで動作を確認。スリムラインSATA変換ケーブル自体の動作確認も同時にできました。
「LBD-PME6U3LBK」の分解とは逆の手順で組み立て。
書き込みテストはしていませんが、USB給電での再生を確認し、ひとまず換装大成功。
blu-rayドライブは、そのうちお値打ち品が出てきた時か、必要に迫られたときにゲットしたい。