2017年1月27日 DIY
トラスコ 止型定規 スコヤ型 TS-TS
仕事部屋の中に本やらオーディオ機器やらをひとまとめに収納できる棚の製作を計画しています。
日曜大工とは縁遠かった自分的には、当社比最大の工作物なんですが、思いついてから少しずつ設計図に手を加え、もうすぐ3年になろうとする大計画です。
それで、ちょっと日曜大工にはまりつつ、前のエントリーの壁面収納ラックの改修に合わせて便利道具をいくつか調達しました。
これは「トラスコ 止型定規 スコヤ型 TS-TS」。
ちゃんとしたものを作ろうとしたら、面倒くさいことのひとつに、材料を切り出すときに切断する位置や穴あけする位置をケガく作業があります。
例えば直角の線を引くときに定規しかなかったら、材料の端から2点をマークして、それを結ぶ作業となります。
この定規は長手方向のベース部分が幅広形状になっています。材料の端から1点をマークし、ベース部を木材の端に押し当て、直角になった面で線を引くだけで同様の作業が完了します。
この作業をするための専用ツールで「スコヤ」というものが存在しますが、この止型定規は、その「スコヤ」と曲尺の機能を足したような便利ツールです。
こういうツールがあると少しでも手間が省け、作業がはかどります。
裏表同じようにスケールが彫り込まれていて、リバーシブルで使えます。
傾斜面は45度になっていて、同じように45度の線が引けます。また、2×4材の中心線を引くための目印も付いています。
ただし、2×4を「38mm×90mm」としているために実際と異なります。ホームセンターで売られている一般的な2×4材は「38mm×89mm」なのです。1mm違う。惜しい。
パッケージにはその他に、直角出しの用途にも使えると記載されています。
直角出しの作業は、ボックスを組むときの角、柱を立てるとき、電動ノコの歯を組み付けるときに必要になります。
材質はステンレス420。サイズは長さ168mm×高さ100mm。定規部の厚さ1.5mm。ベース部は長さ160mm×幅16mm×厚さ8mm。
最初はポリカーボネート製の「一発止型定規」と「スコヤ」の購入を考えましたが、この製品なら2つ分の価格より安いし、両方の機能が手に入るし、しかもステンレス製なのが気に入りました。
さっそく、壁面収納ラックの柱を短くカットするための切断線のケガキに使いました。