岡田金属工業所 スタンダード ソーガイド+鋸セット

前エントリー続きの便利道具は「岡田金属工業所 スタンダード ソーガイド+鋸セット」。

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この製品は手挽きのノコギリをまっすぐに使うためのソーガイドとノコギリのセットです。

これでできることは、直角・直線切断と45度傾斜切断。ソーガイドにノコギリをセットすると、手挽きでもまっすぐ直角に木材を切ることができます。

上位機種に、45度以外に自由な角度で傾斜切断できる「角度フリー ソーガイド・エフ+鋸セット」があります。

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パッケージの中身は、ソーガイドとノコギリなどがバラバラになった状態で入っています。

写真左からのこぎりの柄、ノコギリの刃、取扱説明書、ダミープレート、平行スライダー、位置決めストッパー、六角キーレンチ、ソーガイドのベースプレート、ソーガイドのガイドプレート(内側+スペーサー+外側の3枚組)。

他にメーカーサイトからダウンロードできる「簡単木工作図ソフト・もでりん」のシリアルナンバーとオンライン登録キーが印字されたA4チラシが入っています。
ちなみに「もでりん」はWindows対応。Mac版はありません。

ノコギリは単品でも販売されている「ライフソー9寸目265」。縦横斜め挽き対応。替え刃も用意されています。

ダミープレートはソーガイドにノコギリの代わりにセットし、ソーガイドの置き場所を決めるときに使用します。

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ガイドソーは付属の六角キーレンチを使ってベースプレートにガイドプレートを取り付けるだけ。

ガイドプレートを組み付けてから、前のエントリーで紹介した「止型定規」で直角を確認したところ、若干斜めに傾いていました。

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傾いている場合は、ガイドホルダーを取り付けているネジ4箇所を一旦緩め、調節して締め直します。

厳密に言えば、ガイドホルダー自体もベースにネジ留めされているので、ベースに対しガイドホルダーが直角・平行になっているか確認した方が良いでしょう。
でないと、平行スライダーや位置決めストッパーを使用してもまっすぐ、直角に切断できないから。

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位置決めストッパーはベース端のネジ穴に留めます。
位置決めストッパー両サイドの突起がちょうどベースの穴にはまり、位置が固定されるようになっています。

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位置決めストッパーを締め付けた状態。
位置決めストッパーはベースの反対端にも取り付けることができ、左利きの人にも対応します。

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角材の端に位置決めストッパーをしっかり沿わせると、直角に角材を切断することができます。

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取っ手をしっかり押さえて切断するのですが、クランプで固定すると手が空くし、力がいらず、位置決めストッパーのズレだけを気にしていれば良いから作業が確実です。

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ノコギリをガイドプレートの隙間に通し、あとは切るだけ。
切断位置がガイドプレートから外にはずれると、まっすぐ切れないことがあると取扱説明書に書かれています。

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実際に切ってみた切れ端。思った以上にキレイに切れました。

日焼けで角材表面がツートンになっていますが、白い方が「ディアウォール」が嵌まっていた方。従って色が濃い側が切断面です。
切断面にはノコギリの変な跡も付いてないし、角材の角も面取りしなくても良いくらい。どこぞのホームセンターのパネルソーより100倍キレイ。

以前同じように2×4材をフリーハンドで切ったけど、その時は時間が掛かったうえに切断面が斜めってしまいました。それに比べ、切断時間も短かったし、何とキレイなこと。

電気ノコギリの購入も考えました。しかし、材木は基本的にホームセンターで切ってもらうから、使用頻度が低そうでコストパフォーマンスが悪い。それに危ない。
というような理由でこのソーガイド+鋸セットを購入しましたが、思いの外よい買い物でした。

<2017年10月30日追記>
ソーガードを高所から落下させて位置決めストッパーを曲げてしまいました。
位置決めストッパーだけメーカー直販サイトで注文できます。しかし、決済方法や送料ですごく高くつき、注文を諦めました。

45度カットは向きが違うものを複数切ると、ネジを緩めて、締めて、ガイドの付け替えが大変です。
それに棚板などの厚く、距離の長いものへのカットも苦手です。

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