工具の壁面収納ラックをバージョンアップ

自転車用工具の壁面収納ラックをちょっとバージョンアップしました。
といっても工具収納部分は変更なし。何をバージョンアップしたかというと柱の部分だけ。

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今までは壁際に柱を立てるために、2×4材の両端に取り付けて突っ張り棒式に「ディアウォール」というものを使っていました。

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この「ディアウォール」を、平安伸銅工業製の「LABRICO 2×4アジャスター」に取り替えました。

この製品は「ディアウォール」と同様、2×4材の両端に取り付け突っ張り棒式にするもの。

カラーバリエーションにオフホワイト、ブロンズ、ヴィンテージグリーンの3色があり、アジャスター以外のオプションパーツもラインナップされています。

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しかし、「ディアウォール」は単にバネの圧縮だけで突っ張るのに対し、「LABRICO 2×4アジャスター」はジャッキ部分をネジで押し上げることで突っ張ります。

「ディアウォール」は突っ張り力が足りなければ、間にゴム板などのスペーサーを噛まして調整しますが、「LABRICO 2×4アジャスター」は本体だけで調整ができます。

また、「ディアウォール」は天井がしっかりしていないと、最初は良くても次第に緩んで手前に倒れてきましが、ネジ締め式であれば増し締めするだけだから対応がしやすいのも良い。

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そして、もう一つの特徴は、接地面積が小さいこと。
上の写真は、左側が「ディアウォール」で、右が「LABRICO 2×4アジャスター」。

「ディアウォール」はセラミックのような質感のABS樹脂製で、肉厚も分厚く頑丈そうです。

「LABRICO 2×4アジャスター」もABS樹脂製ですが、肉厚1.5mmでいかにもペラペラ。しかし、その分接地面積がコンパクトになっています。ちなみに柱方向への耐荷重は20kg。

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接地サイズは、「ディアウォール」が98mm×68mmで、「LABRICO 2×4アジャスター」は94mm×42mm。奥行きが26mmも小さい。

「LABRICO 2×4アジャスター」に替えたのは、この奥行きが小さくて済むことが最大の理由です。
我が家の場合、自転車の置き場所兼ラックとして使っており、ラックの前にローチェストを置いて転倒を防止しています。

ローチェストがたった26mm後退するだけですが、部屋自体が狭いので大きい差なのです。しかも肉厚が薄いために、より壁に密着して柱を設置できるのもメリットです。

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パッケージの中身は、ジャッキ付きの上キャップと下キャップ、それに取扱説明書が入っています。

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使用方法は、天井の高さから95mm短くカットした2×4材の両端にアジャスターを嵌め込み、ジャッキの調整ネジを回して天井に固定します。ジャッキの調整幅は18mm。

「ディアウォール」を取り付けていた2×4材は、その状態から約50mmカットすれば指定サイズに。
しかし、指定サイズの95mmカットだと調整ネジを結構回すことになったので、90mmカットくらいでも良いかも知れません。

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ジャッキ部分は嵌め込んであるだけなので、簡単に分離します。ワッシャーやバネもバラバラになりますから、落として紛失しないよう注意が必要。

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天井と床が接する面は一応薄っぺらい緩衝材が貼られています。

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最初は直接天井に接するように取り付けてみましたが、「ディアウォール」のときに使っていたゴム板を挟んだら、よりしっかり固定できたように思います。

一番上に掲載した写真はラックを最初に設置した時のものですが、比べて見ると、木材表面の色に年月の経過を感じます。

なお、製品パッケージには屋内用であること、縦突っ張り専用で横向きに使わないことなどが書かれています。
キャップの肉厚が頼りないので、直射日光下の劣化や横方向への荷重に弱そうです。

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