2015年3月15日 ガジェット
ワイヤレス調光・調色対応LED電球
我が家の老犬の後ろ脚の具合が良くないようで、すっかり弱ってしまいました。
玄関框の昇降がラクにできるように玄関踏み台を作りましたが、それの上り下りも難儀している様子なので、寝床のケージを玄関の土間にスペースを作り降ろすことになりました。
しかし、そのうち食事も採らなくなり、いよいよかと家族の誰もが思い始めました。
夜中の様子を見るために、常夜灯のような灯りが欲しくなりました。
白熱灯が天井からぶら下がっているので、これに対応する調光機能を持ったLEDライトはないかと探したら良いものが見つかりました。
白い箱は調光・調色機能を持った口金E26サイズのLED電球で、もう一方の別売の専用ワイヤレスリモコンで機能を操作します。
ネットの販売店では、6W型と9W型の2種類がラインナップされています。
6W型が電球60W相当と記載がありますが、光束は510〜560ルーメンで、9W型は800〜850ルーメン。メーカ品のLED電球のスペックと比較すると9W型が60W相当のようです。
価格は69円の差であるし、調光で暗くはできてもスペック以上に明るくすることは不可能なので明るい方を注文しました。
リモコンも2種類ラインナップされています。見比べると中央の調色・調光調節ボタンの仕様が若干違うようです。自宅の用途では重要性の低い機能の違いなのでもちろん安い方を選択しました。
Amazonでも似たようなもの(たぶん同じもの)が他の店から販売されていましたが、楽天ショップの方が送料を入れても安く手に入ります。
で、早速セットしてみたが何故か電球が点灯しません。他の場所に取り付けて比べてみたところ、照明器具によって相性があるようです。たぶん、口金のお尻の突起の接触不良だろう。
我が家の照明器具では、2ヵ所で点灯し、2ヵ所で点灯しませんでした。当初の目的を果たせないので、ソケットをいじってやることにします。
ソケットの奥に付いている接点を、ラジオペンチで挟んで手前に起こしてやります。
無事に接触するようになって点灯できました。これで最初の計画通りのランプで使えるようになりました。
リモコンには単4電池が2本必要です。製品に電池は付属しません。
リモコンでコントロールするには、まずリモコンと電球のペアリングが必要です。
リモコンのパッケージには2.4GHz・Wi-Fiの表示があります。専用アプリがあればiPhoneとかで制御できるのだろうか?
まず、LED電球を照明器具にセットし、電源を入れます。点灯してから3秒以内にリモコンの「1」〜「4」ボタンのうちいずれかの「┃」ボタンを押します。登録が完了すると電球が3回ゆっくり点滅します。
ペアリングは簡単ですが、電球のすぐ近くで設定する方が間違いないようです。
「1」〜「4」ボタンで4グループの電球をコントロールできます。メインのON/OFFボタンで一斉制御、個別ボタンで1つずつ制御します。
登録を解除するには電球を点灯し、ONボタンを5回押します。電球が10回点滅し、解除されます。
OFFボタンを長押しすると常夜灯モードで点灯します。豆電球くらいのかすかな明るさです。犬の監視用には調光機能の最低の明るさぐらいがよさそうです。
さて、我が家の老犬は一夜明けたら元気に歩き出し、モリモリ餌も食べ出しました。一体何だったんだろうか?まあ元気でいてくれるのなら何より。
<2017年6月14日追記>
リモコンの調光ボタンが効かなくなることが今までに2〜3度ありました。その時は一度OFFにして、再点灯すると復帰しました。
それ以外は2年以上経過した現在も、問題なく稼働中です。