tokyobikeのフレームを使ったDECOMA号は、組み立てる前は近場用高速お使い自転車として計画していました。
お使い自転車だから荷物を積めるようリアキャリアを付ける予定で、パーツも準備していました。
だけど、DECOMA号がサイクリングに使えるポテンシャルがあるのに気づき、重量アップになるキャリアを付ける気持ちがなくなってしまったのです。
そこで、キャリアを死蔵するのももったいないので、ルイガノLGS-5の方に付けることにしました。
LGS-5にはフロントキャリアを付けていましたが、重い荷物を載せるとハンドルが取られ、気持ち悪いなぁと思っていたのです。
用意していたキャリアは、「TIOGA リアチューブラーキャリアー CAR08200」。こいつはカラーがブラックですが、色違いのCAR08201シルバーもあります。
スペックは最大荷重25kg、カタログ重量545g。キャリア取り付け用ダボがある26インチ、27インチ、700Cの自転車に対応します。
キャリア本体の他にパッキングされているものは、写真左上から平座金10枚、取扱説明書、シートステーブラケット2本、シートステー取付用クランプ2個、M5×12mmボルト10本、ゆるみ止め付きM5ナット10個。
この製品を選んだ理由の1つは、シートステー取付用クランプが付属していたから。tokyobikeフレームにはシートステーにキャリア用ダボがなかったのです。
LGS-5にはダボが付いているので、結局使う必要はなくなってしまいました。
組み立ては難しくなく、最初にキャリア本体にシートステーブラケットを仮留めしておきます。
次にフレームリアエンドのキャリアダボにキャリアを仮留めします。
シートステーブラケットをエイヤッと曲げながらシートステーのダボに仮留めします。
変な曲がり角を付けないように、アールを描くように曲げた方が強度的に良いような気がします。
荷台が水平になるように形を整えたら、ネジを本締めして完成。
スポーツバイク用キャリアには何故ロープを引っ掛けるフックが付いていないのだろう?
荷物を載せたときにロープを引っ掛ける場所がなくて、いつも困っているのです。
パイプがそこそこ太いため反射板が見にくそう。テールライトもシートステーに取り付けたら、後方からの視認が悪くなりそうです。
TIOGAの別モデル「トライアングルチューブリアキャリアー CL-588-1」なら荷台の後部に最初からテールライト取り付け用の金具が付いています。
この製品も最初から同じように用意しておいてくれれば良いのに。
そしたら、こんなものを見つけました。
これは、BBBのキャリアBCA-02、BCA-03用のオプションパーツ「キャリアライトブラケット BCA-91」です。
テールライト取り付け用金具とネジのセットになっています。
BCA-02、BCA-03の製品写真を見ても取り付け用のねじ穴が確認できないのですが、どうなっているんでしょう?
取り付け用金具に「CATEYEリアラックマウント(#5445620)」などを取り付け、これにテールライトを装着します。
マウントのネジ穴ピッチは50mmと80mmに対応します。
「TIOGA リアチューブラーキャリアー CAR08200」には取り付け用の穴がないから、まず荷台天板に5.5mmの穴をドリルで開けます。
穴を開けるときに、勢い余ってドリルの先端でタイヤを傷つけないように、木片を挟むなどしてタイヤを養生するのが吉。
ネジはキャリア付属のものが4本余っていたので、平座金とナットと併せてこれを流用。
金具に付いているアールがうまいことキャリアのパイプをまたいでジャストフィット。まるでこのキャリア専用のオプションパーツのようです。
リアラックマウントはBANANA号で使っていた#5342250を使用。これのねじ穴ピッチは50mm。
マウントを留めるナットはゆるみ止め付きにしておかないと振動で緩んでくるので注意。
TL-LD610を付けてみました。うーん、リアビューが締まります。
というか、最初はTL-LD155-Rを付ける予定だったのですが、リアラックマウント#5342250ではネジ頭とTL-LD155-Rのスイッチの出っ張りが引っ掛かって取り付けられないのです。
テールライトの裏面形状とネジ頭が干渉しないか、リアラックマウントの形状などよく確認されることをおすすめします。