リアディレーラー RD-M360-SGS

先日、ハブブラシを自転車に取り付けているときに、Koga-Miyata Lakesideのリアギアが変速できなくなっていることに気付きました。トップギアから2〜3段しか変速できません。

リアディレーラーのシフトワイヤーが緩んだのかなと思い、締め付け直してみました。
最初はちゃんと変速できていましたが、何度もギアチェンジを繰り返していたら、また同じように変速できなくなりました。

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リアディレーラーをよく観察したら、ワイヤーの通り道(写真の丸い部分)のプラスチックパーツに亀裂が入り、ワイヤーを噛んでしまっていました。

リアディレーラーはLakesideに最初から付いていたシマノのRD-C201で、使用年数がもう14年近くなるものです。
長年かかっていたワイヤーのテンションに負けて、プラスチックが割れてしまったのでしょう。

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現在市販の8速用リアディレーラーは、RD-M360とRD-M310しか選択肢がありません。

スペック的には変わりはないようですが、フロントディレーラーを1年前にAcera FD-M360にチェンジしたので、リアも同じAceraのRD-M360に揃えることにしました。

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RD-M360にはカラーがシルバーとブラックがあります。

購入したのはブラックですが、これはブラケット本体がブラックで、プレートはシルバー。シルバーはブラケット本体がシルバーで、プレートはブラック。非常に紛らわしい。

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現物を確認して感激したのは、ワイヤー固定ネジがアーレンキー対応になっていたこと。

Amazonなどに掲載されている商品写真を見ると、低価格商品定番のナット締めだったので、素直にうれしい。

実はアーレンキー締めとナット締めが混在するのは嫌だったので、Vブレーキのブレーキシュー固定ネジが流用できないか、試してみようと思っていたのです。
実際に他のナット締めディレーラーにブレーキシュー固定ネジを試してみたら、サイズが合わずに空回りしたorz。

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簡単にディレーラーを交換する予定だったのですが、チェーンを切りたくなかったので、プレートからプーリーを外して脱着。

さらに、ワイヤーの取り回しが変更になり、今までのアウターワイヤーでは短くて届きません。新しく作り直さなければならなくなりました。
おかげで、ここのアウターだけ色がブラックになり、インナーワイヤーもあと少しで固定ネジに届かないところでした。

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固定ネジをスパナで締めるより、アーレンキーで締めた方が作業時間が短縮できます。しかもアーレンキー対応だと、トルクレンチで締め付けトルクの管理ができるのです。

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ディレーラーの調節をし、無事正常に変速ができるようになりました。

ただし、RD-M360はノーマルトップ、つまりワイヤーを張っていない状態だとプレートはトップのギア位置になります。RD-C201はノーマルローだったので、シフトアップ、シフトダウンするシフターの変速レバーが逆になりました。

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