借りていたDVDの返却にGEOへ行ったついでに、ルートを決めずに適当にポタリングしてきました。
まず桜木駅に行き、芝桜の様子をチェック。なんとなく前年並みで生えそろった感じではありませんでした。すでにしおれ始めた花も多く、チューリップも咲いておらずガッカリ。
ついでに先日全国ニュースにもなった、天浜線の列車とバスが衝突した踏切も見てきました。
すっかり元通りに戻っていて、列車も平常通り運行しているようです。
桜木から北の住宅街に入り、東に向かっていたら掛川北病院の前に出た。
さらに東へ進むと上西郷の交差点に出られるはず。そういえば手掘りのトンネルがこの先にあったことを思い出しました。
帰ってきてから調べたら、このトンネルの名称は「岩谷隧道(いわやずいどう)」という。
場所は掛川城の北。近くには静鉄掛川ショッピングセンターやカインズホーム掛川店があり、開けた場所からほんの10分ほどで山の中、というようなところです。
今日はトンネルの西側の方から行き、途中までは整備された道路でしたが、ドンドン進むといかにも山道といった風情に変わります。
振り返っても辺りは鬱蒼としています。
そのうち「頭上ひくい 道幅せまい」という看板と1.7mの高さ制限の道路標識が目に入り、その先にはワイルドな雰囲気のトンネルが現れます。
中を覗くと向こう側の出口が見えます。
2012年3月にテレビ朝日の「ナニコレ珍百景」で紹介され、「珍百景No.1237 ミステリアスなトンネル」として登録されています。
東側のトンネル口は鉄パイプになっていて、西側とかなり趣が異なります。
中は真っ暗でライトを付けて走行しましたが、路面の様子がよく分からないため、途中から自転車を降りて、押して歩いてきました。
トンネルの様子は「隧道レポート 掛川市の岩谷隧道 前編・後編」で微に入り細に入り、詳しくレポートされています。
中はすごく狭く感じ、地元の方のブログでも「軽自動車でも通行は無理かと思います」と書かれていましたが、実際は軽トラックに遭遇したと、上記のホームページで報告されています。
レポートを読むと内部には横穴があったり岩が飛び出していたり、見所がたくさんあったようです。
足元ばかりに注意が集中してしまったのと、早く通り抜けたい気持ちがあったのか、全然気がつきませんでした。再度訪れ、この目でもう一度しっかりと見ておきたい。
迷走距離:23.56km Av:15.59km/h