2016年10月24日 DIY
KANZAWA ドリルガイド K-801
先日作ったパイナップル置き台の棚の製作で「KANZAWA ドリルガイド K-801」が活躍しました。
元々は部屋を整理するために、ちょっと大きめの棚の製作を計画していて、昨年4月に購入していたものでした。
逆に言えば、計画は棚だけにたなざらし状態だったのですが、やっと日の目を見たという感じです。
ドリルガイドは、木材に垂直に穴を開けるための補助道具です。
電動ドリルでフリーハンドに穴開けすると斜めに傾いたりします。そうするとネジを締めたときに、最悪板の横からネジの先っぽが飛び出したり。そういうのを未然に防いでくれる道具です。
広い作業場のある人やDIYを趣味にするような人なら、専用のボール盤を設置するんだろうけど、自分のようにたまに工作するだけの頻度や、腕に自信のない者にはリーズナブルで効果的な選択肢だと思います。
パッケージには、丸棒やら斜めに穴開けしたり、いろいろなケースでの対応が紹介されています。
チャックにドリルビットを取り付け、軸の反対側に手持ちのドリルを装着します。
K-801はチャックが10mmで、穴開けのストロークが130mmまでに対応しています。シリーズにはチャックが13mm、ストローク220mmの「K-801-2」もあります。
パッケージ内にはガイド部とベース部が分解されて入っています。まず最初にガイド部のガイド棒をベース部に挿入し、ガイド棒が抜けないようにネジを締めます。
ガイド棒の上部に付けたストッパーリングは、ガイド部がすっぽ抜けないようにするためのもの。
一方のガイド棒の下部に付けたストッパーリングは、穴開け深さを一定に制限させるためのもの。
チャックにドリルビットを取り付け、付属のチャックハンドルで堅く締め付けます。
チャック軸の上部には、手持ちの電動ドリルを取り付けて準備完了。
電動ドリル込みで3kg近い重量になりますが、傾いたりズレたりしないように注意すれば、結構正確な位置に穴開けできます。
しかも、今回も100カ所以上の穴を開けましたが、数が多くても案外はかどったりしました。
穴開けした先の板厚が薄くても、垂直に穴が開いていればネジの先端が飛び出す心配がなくて、精神的にも作業がラクです。
ちなみに下穴開けには、「スターエム・ハイス下穴錐-M Aセット」を使用。
ドリルビットだと逆回転させないとビットを抜けなかったけど、下穴錐だとそのまま抜くことができて手間が半減しました。