OGK Kabuto Bit Visor-V

先日、庭の草木を眺めていて、光の加減で景色が白被りしていることに気がつきました。
額に手をかざすと、見えるものの鮮明さの違いに驚いたのです。何年も生きてきて何を今さら、という感もありますが、とにかく改めて驚いたのです。

普段は気にも留めないが、自転車に乗っているときも、景色がはっきり見えていないんだろうな、と思ったのです。

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それで、ヘルメットに後付けする「OGK Kabuto Bit Visor-V」を入手しました。

購入時はツバの表面うらおもてに傷防止用のビニールが貼り付けられています。ただし、剥がすと静電気でホコリが付きやすいのが難点。

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「Bit Visor」シリーズは、OGK Kabutoの「KOOFU」という、ちょっとお高いヘルメット用のキャップのツバとなるようなアクセサリーです。

「KOOFU」意外にも Zenardシリーズ・MOSTRO-R・STEAIRシリーズ・REGAS-2シリーズ・FARO・FIGOシリーズ・FM-8・FR-1・TRANFI・CERBI・FR-KIDSなどにも対応すると紹介されています。

以前から発売されている「Bit Visor」は不透明な物で、様々なカラーや模様が入ったものがラインナップされていました。「Bit Visor-V」は、ツバが透過性のあるスモークタイプになったものです。

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ヘルメットへの取り付け方は、ヘルメット内側に貼ってあるパッドの前頭部パーツを外し、代わりに「Bit Visor」を貼り付けるだけ。

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しかし、ここで問題があります。
僕が使っている「TRANFI」の場合、パッドは頭全体を覆うタイプ。しかも防虫ネット付きです。

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パッドを前頭部だけ外して「Bit Visor」を付けると、パッドとサンドイッチすることになります。
しかし、「Bit Visor」側にはパッドを固定するマジックテープが付いていないので、パッドがブカブカ浮いた状態になってしまうのです。

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そこで、「Bit Visor-V」を改造すべく、100円ショップでマジックテープを買ってきました。

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使うのは堅いフック側(オス)だけです。

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これを「Bit Visor」の内側に3カ所縫い付けます。
マジックテープは接着タイプもありますが、脱着するときに簡単に剥がれそうな気がしたので、縫い付けることにしたのです。

マジックテープはいろいろなタイプがあり、ミシンなどを使う場合は「縫製用」が良いようです。
自分は手縫いで付けましたが、フックテープはとても堅いので、縫うのがたいへん。うまく縫えなかったので、結局カミさんの手を借りることになりました。

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「Bit Visor」はヘルメットのマジックテープで固定され、パッドは「Bit Visor」に付けたマジックテープで固定されます。

最近のOGK kabutoから販売されるヘルメットは、頭全体を覆うネット付きタイプのパッドが多いので、こういうことになることは最初から想定できたはず。
マジックテープ付きのタイプもラインナップしていて欲しかったです。

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もっと格好悪くなるかもと思いましたが、思ったほどでもなく、意外と良いんじゃない?
昨日のサイクリングで早速実戦投入してみました。

当初の目的の光対策は、一応効果はあるといった程度。
最初に取り付けたポジションでは、バイザーを通して前方を見る状態になったので、すぐに鬱陶しさを感じました。

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で、最初にしたことは、なるべく視界の上方に来るようにバイザーのポジション調整。

通常はバイザーの下から前方を見られるようにし、必要に応じてバイザー越しに見られるような位置が良いと思います。
時には上の写真のように、反対側にそっくり返せるような取り付け位置が、視界からキャンセルできて良いかも。

「Bit Visor-V」は、透過性があるといっても斜め越しで見ることになるため、サングラスほどのクリアさがありません。
周辺の映り込みが激しいこと、ツバの縁取りが視界を遮ることも鬱陶しさの一因。
いっそのことハーフフレームのサングラスのように、縁取りがない方がずっと見やすいと思います。

また、走行中ヘルメットの位置が動かないように、しっかりフィットさせることも重要。

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昨日はバイザーがあるからということで、サングラスをクリアレンズで行きましたが、バイザー越しに見ないならスモークレンズのままでも良かった。

上方の視界を確保できるスモークタイプでこんなんだから、レギュラータイプの「Bit Visor」は、かなり視界を妨げることになるんじゃないかなぁ、とも思いました。
それと、MTB用にバイザー付きのヘルメットと異なり、ヘルメットの内側で、目の上のすぐに装着されます。乗車姿勢などにも影響され、かなり使う人を選ぶアクセサリーなのかも。

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