DECOMA号のハンドル回りでは、サイコンにV650、ライト、ベル、アクションカメラとアクセサリーが場所を取り合っています。
とりあえず上にあげたアクセサリー全部が付いているけど、カメラはぶら下げる状態になっていて、これが気付かないうちに頭を垂れて下の方を撮ってたりします。
だから目でチェックしやすい上に持ってきたいんだけど、ライトを逆に下へぶら下げるとスイッチが押せないんだよなぁ。
で、キャリパーブレーキのところにライトを移動させることを計画して、キャットアイの「センタフォークブラケット CFB-100」を名古屋へ行ったときに買ってきました。
ただ、こいつは一部の製品写真やパッケージイラストでは、ステーの曲げ角度が鈍角になっているんだけど、現物は直角に曲げられています。
Vブレーキ用ということになっていて、サスペンションフォークのアーチ部に取り付けることを前提にしているようです。
なのでロードバイクなどのキャリパーブレーキと共締めすると、ブレーキと干渉してしまうのです。だからDECOMA号にはそのまま取り付けできません。
それで、ライト取り付けパーツやネジなどを流用することにして、ステー部分は他から調達することにしました。
別で調達したステーは「RINBOW BIKES ライティングステー」という商品名のもの。
同種のパーツにブロンプトン用のオプションパーツも市販されていますが、部品代+送料がRINBOW BIKESの方が安かったのです。
上がCFB-100、下がRINBOW BIKESのそれぞれの構成パーツ。CFB-100の構成パーツの中からステーのみRINBOW BIKESのものとチェンジします。
写真でも分かるように棒材の太さが異なります。実測でCFB-100は4.2Φ、RINBOW BIKESは3.6Φで少し細い。また、間隔も若干狭い。
無理矢理広げてライト取り付けパーツを挟んでやります。
このベントでキャリパーブレーキをまたいで、干渉を避けることができるのです。
試しにCFB-100を付けてみました。
前方から見ると、斜めに接触して取り付けられています。ブレーキを引くとキャリパーアームの動きが妨げられます。
改造したブラケットを装着。ベントがキャリパーをうまいことまたいで接触していません。
ライトを付けてみました。ライト後端にあるスイッチもちゃんと押すことができました。
若干細いので、実走での揺れとか心配ですが、手で曲げようとしてもビクともしないから多分大丈夫だと思います。
<2019年9月28日追記>
僕は流用できるパーツを集めてライトブラケットを自作しましたけど、そのものズバリの製品がサイクルショップの「ワールドサイクル」から発売されましたね。
「R250 ロードバイク用ライトブラケット キャットアイ用」という製品です。
「R250」はショップオリジナルブランドで、今までなかったような製品やサイクリスト目線に立った製品を多数ラインナップされています。
このライトブラケットも今年の6月から販売されていて、ごちゃごちゃパーツをかき集める必要がないので助かります。
ただ、BESV JR1もそうですが、最近はディスクブレーキのロードも増えているので、そういう人には恩恵はありません。