2017年3月14日 メンテナンス
モーガンブルー・チェーンキーパー
自転車の掃除をするときにリアホイールを外すと、垂れ下がったチェーンがチェーンステーに接触し傷つけることがあります。
「モーガンブルー・チェーンキーパー」は、ホイールの代わりにリアハンガーに取り付け、チェーンにテンションを掛けてフレームを守るツールです。
メンテや掃除するときだけでなく、輪行やトランスポートするときに使う人もいるようです。
数社から同様のツールが販売されていますが、構造が簡単なだけあって、比較的低価格です。
使い方は簡単で、プラスチックボディの溝にチェーンを通し、ネジ頭とボディでリアハンガーを挟み、蝶ナットを締め詰めるだけ。
Amazonのレビューを読んでいたら、蝶ナットが付いていなかったという例があるようです。これは製品の不備なので交換して貰いましょう。
リアホイールを外すときにリアディレーラーをトップ位置にしますが、そのままチェーンキーパーを装着するとチェーンラインが斜めになってしまいます。
最初に使ったときにこの状態でセットしてしまい、クランクを回してもチェーンが動かないので、「チェーンの掃除には使えないなぁ」と思いましたが、自分の使い方が間違っていました。
リアディレーラーの段数によって異なりますが、9速なら3〜4段移動させ、チェーンラインがまっすぐになるようにすればスルスル動きます。
クランクは正転も逆転もスムーズに回転しますし、リアホイールを外した状態でチェーン洗浄機も使うこともできます。
ちなみにプラスチックボディは回転しません。チェーンがスライドしてしていくだけなので、使っているとだんだん摩耗していくと思います。
あと、チェーンがプーリーから外れていないこともチェックすべし。