アクションカメラ MUSON MC2がやって来た

SONYのアクションカメラHDR-AS100Vでサイクリング動画を撮っています。
いつも進行方向ばかりの動画で単調なので、たまに風景のカットなどをインサートしています。

昨日エントリーしたムービーでも後方のアングルを入れてみましたが、1台のカメラで付け替えて撮影するのはとても面倒。そこでサブカメラを調達しました。

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手に入れたのは「MUSON MC2」。いわゆる格安GoProもどき中華アクションカメラです。

GoProもどきのアクションカメラは、「SJCAM」という性能そこそこのコピー商品が出て、さらにSJCAMもどきの格安品が出るという、まさに玉石混淆状態。

今では星の数ほどのブランドが存在し、どれが良いのか良くないのかわからない。そもそもブランドはたくさんあるが、メーカーは同じじゃないかと思えるほどどれもソックリ。

それでも詳しく調べるとソフト的な違いもあるようで、たいていのカメラは10分ごとくらいに動画ファイルが細切れになるようですが、繋ぎ目がスムーズなもの、少しフレームが重なるもの、若干フレームが抜けるものもあるらしい。

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今の主流は4Kですが、ほとんどオマケ程度という評価が多い。
「MUSON MC2」も4K25fpsが撮れる。自分的には1080p60fpsが撮れれば充分。正直言うと、最近は長時間録画するために1080p30fpsで撮影しています。

一応購入前にYouTubeでMC2ユーザーのムービーをチェック。開梱動画も多くあったが、それより実撮影動画が重要。
ちょっと前のもどきカメラの画質に比べ、発色も含めかなり良くなってきているのに驚きました。

動画の品質の他に、候補にはリモコンが付属していることも必須条件としました。
ほぼWi-Fi対応が標準装備になっていますが、自分の場合はカメラの複数運用が前提です。Wi-Fiはモニターの無いHDR-AS100Vに割り当てていますから、いちいちwi-Fiを他のカメラに繋ぎ替えるのは面倒くさい。

HDR-AS100VはWi-Fiで、MC2はリモコンで運用する予定。それにHDR-AS100Vは常時録画、MC2はスポット録画の予定です。

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候補を絞り込んでしばらくしたら、Amazonのタイムサービスに出品されました。通常価格8,280円のものが6,968円になりました。ポチッとした。

MC2はカメラとアクセサリーをまとめて収容できる専用ケース付き。HDR-AS100Vは裸で保管しているので、細かいものを散逸しにくくてありがたい。

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ケースの中は付属のアクセサリーがてんこ盛り。
開梱時の写真を撮っておかないと、後からどこに何を入れたら良いか分からなくなります。

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ケースから中身を出して並べてみました。

写真左上から横へ、MC2本体、防水ケース、ハンドルパイプマウント、クイックリリースバックル小、クイックリリースバックル大、三脚アダプター、ネイキッドフレーム用マウントアダプター。

2段目、延長アーム1、延長アーム2、延長アーム3、ネイキッドフレーム、スリット付きバックドア。

3段目、ネイキッドフレーム用クリップアダプター、クイックリリースホルダー2個、バッテリー充電器、バッテリー(本体にも1個挿入済み)、リモコン用2032リチウムイオン電池(リモコン本体にも1個挿入済み)、リモコン、クリーニング布。

4段目、サポートベルト小2本、サポートベルト大2本、リモコン用ベルト、充電用USBケーブル、結束バンド4本、脱落防止ワイヤー。

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取扱説明書が日本語なのもありがたい。
Google翻訳的な怪しい日本語じゃないのは評価が高いが、内容は簡易で、もう少し詳しい説明があれば完璧。

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MC2本体前面。

正面のボタンは電源とモード切り替えボタン。電源ONすると上面の白い電源ランプが赤く点灯します。

ボタンを押すたびに電源ON→ビデオ撮影モード→写真撮影モード→連写モード→タイムラプス撮影モード→設定モードをループする。ボタンを長押しすると電源OFF。

電源ボタン横の白いランプは充電ランプ。充電時に青く点灯。充電が完了すると消灯します。

上面のボタンはシャッターと設定時などのOKボタン。動画撮影時は電源ランプが赤く点滅します。

側面のボタンはアップ/ダウンボタン。設定時の項目移動や再生時の移動ボタンなどに使用します。

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背面のディスプレイはカラー2インチ。

側面の端子は、上側が充電用USBポート、下側はHDMIポート。

USBケーブルをパソコンと接続すると電源が入り、充電を開始する。パソコンにはマウントされなかったので、ファイルの取り出しには対応していないようです。
電源を落としても充電は継続するのに、なぜ接続と同時に電源ONさせてしまうのか謎仕様。

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底面には電池ケースのフタがあり、爪で引っ掛けて持ち上げて外します。フタは本体から完全に分離します。

なお、MUSON MC2には外部マイクを接続する端子はありません。僕はこいつで音を録る予定はないので困らないのですが、ググると世の中には分解して接続端子をDIYする猛者もいらっしゃいます。

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いつものように森永キャラメルとのサイズ比較。

MC2はHDR-AS100Vより小さいが、リモコンがやけにデカい。半分くらいの大きさで充分なのに。

リモコンは、赤ボタンで写真撮影、グレーボタンでビデオ録画のスタート/ストップ。
赤ボタンを長押しすると本体の電源OFFができます。当然であるが、電源ONはしてくれません。

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防水ケースは完全密閉なのため、本体マイクで音声を拾うことが難しい。そのため、バックドアをスリット付きのものと交換して対応します。
しかし、ケース材質が多分ポリカーボネートだと思われるが、堅くて、破損が怖くて外せませんでした。

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クリップアダプターは最初どのように使うか分からなかった。クリップを嵌め合わせる相手が分からなかったからです。
結局ググって調べたら、ネイキッドフレームと嵌めあわせ、ベルトなどに止めて使うようです。

ネイキッドフレームは上下に1/4メネジが付いていて、付属のネイキッドフレーム用マウントアダプターを介してマウントに取り付けます。

ネイキッドフレーム用マウントアダプターはGoProアクセサリーを普通のコンデジなどで流用するときにも使えます。

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クイックリリースバックルはクイックリリースホルダーと組み合わせて使用します。

クイックリリースホルダーの裏面は両面テープのようなものが貼られていて、サーフボードやヘルメットに貼り付けるか、付属のサポートベルトで固定します。

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延長アームは大小1個と90度向きを変えるアーム1個が付属。カメラをマウントするアームは、クイックリリースバックルに付いているものを使います。

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ハンドルなどのパイプにカメラを設置するためのマウント。
直径22.2mmのマウントバーには余裕で取り付け可能ですが、アームのネジ長さの都合で最大24〜25mmくらいか?

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左はMC2を一般的な三脚に取り付けるためのアダプター。右はネイキッドフレームをマウントするためのアダプター。

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ベルト類。下のベルトはリモコン用。その下のワイヤーはカメラの脱落防止のもの。

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Amazonの商品ページでは900mAhでしたが、実際に商品に付属してきたバッテリーは3.7V 1050mAh 3.885Wh。本体と予備で2個付属。

カタログスペックの撮影可能時間は、1080p30fps時に1.5時間。

バッテリーを抜き、モバイルバッテリー給電での撮影も試してみた。モバイルバッテリー接続中は充電ランプが点灯し、録画や再生に成功しました。

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バッテリー充電器。背面にUSB端子があり、MC2本体と共通仕様。

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microSDカードは液晶ディスプレイ側にラベル面が来るように挿入。

使用できるmicroSDカードは、16GB〜32GBのClass10対応のもの。本体といっしょにTranscendのものを注文しました。

USBケーブルを挿してもパソコンにマウントしないので、写真や動画ファイルはmicroSDカードをカードリーダーで読み込むしか方法はないようです。
ちなみにカードの中は「PHOTO」フォルダー内にJPEGデータ、「VIDEO」フォルダー内に動画データが入っています。

動画データはMOV形式で、10分毎のファイルに分割して記録されます。繋ぎ部分の駒落ちや重複はないようです。

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ビデオモード時のディスプレイ画面。

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設定画面。

項目はアップ/ダウンボタンまたは電源ボタンで移動します。シャッターボタンで項目を選択し、シャッターボタンで項目を決定します。

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通常は項目選択で前画面に戻りますが、日時設定のように戻る術がないときは、電源ボタンで前画面に戻ることができます。

ディスプレイが付いているので、録画や撮影したデータを撮ったその場で見ることができます。

再生は、設定モード以外の画面で側面のアップボタンを押すと再生モードに切り替わります。
電源ボタンで再生するものを選択しますが、ビデオ→写真→設定モードに切り替わってしまうため、もう一度ビデオを選びたいときは、もう一度再生モードに切り替えなければなりません。

選択はシャッターボタン。複数の動画や写真がある場合は、アップ/ダウンボタンで切り替えます。
また、ビデオの場合はシャッターボタンで再生スタート。アップ/ダウンボタンで早送り、巻き戻しができます。ボタンの割り振りが不明ですが、画面表示では終了や一時停止も可能のようです。

再生モードから脱出は電源ボタンでします。

電源、シャッター、アップ/ダウンボタンの4つのボタンですべての操作を行っているので、困ったら使っていない方のボタンを押してみるという使い方しかありません。
取扱説明書には細かなところがすっ飛ばしてあるのでトライ&エラーしかない。

昨日のエントリーで大井川から浜松御前崎自転車道のサイクリングを予定と書きました。
カメラのテスト撮影がてら、浜松御前崎自転車道を浜岡から掛塚橋までの走破というプランも良いかなと思っています。

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