築地本願寺の前の道を人の流れに沿って進んでいきます。それにしても外人さん多いです。
築地本願寺からしばらく行くと「晴海通り」と交差します。交差点の名前は「築地四丁目」。
横断歩道を渡ると「築地場外市場」の始まりです。
看板に「キャリーバッグの持ち込みは、ご遠慮ください」と表示されています。
予想していたよりもウンと道幅は狭く、向かい合うお店の軒先が接するほど。
とにかく平日なのに人が多い。人の流れに乗って徐々に前へ進むと行った感じです。確かに大きなバッグを持ってウロウロしているとひんしゅく買いそうですね。
こちらはもう少し道幅があり、歩くのも楽になります。でもどこに何があるやらちんぷんかんぷん。
案内所があるはずなのですが、それもどこにあるかわかりません。
そもそもホームページに掲載されていた場内案内マップをプリントしてきたのですが、リュックと一緒にコインロッカーに置いてきてしまっていました。
歩いていても耳元で聞こえるのは異国の言葉だったりして、日常の風景とはかなり異なります。
で、予定していたお店の前にたどり着きました。まぐろやきの「さかきや」さんです。
こちらのお店はいわゆる「たい焼き屋」さんなのですが、魚がマグロの形をしています。
定番メニューは、サクサク生地で小倉あんのものを「本マグロ」、モチモチ生地で小倉あん+あんず入りのものを「中トロ」。サクサク生地+カスタードクリームの「キハダマグロ」が「本日のプラスメニュー」で出ていました。
事前情報ではタイミングが悪いとお客で混んでいたり、焼き上がるのを待たなければならなかったりするようです。
僕が行ったときはタイミングが良かったのか待ち時間なしで、「中トロ」5匹買うことができました。
さらに奥へ進んでいくと「築地にっぽん漁港市場」と書かれた建物の前に出ました。ここは道幅も広く人に交じってクルマも往来しています。
後から写真を見ていたら、案内所の「ぷらっと築地」がここにありました。ここで案内マップなどを入手できるはずです。
通りを南に向かっていくと、おいしそうな海鮮ひつまぶしの看板と大きなマグロが目に入りました。
さらに進んでいくと人並みもまばらになり、神社にぶち当たりました。
写真には「波除神社」と表記されていますが、正確には「波除稲荷神社」。
御本社。
境内右手の獅子殿にある「厄除天井大獅子」。元々あったものは江戸末期に焼失し、現在のものは平成2年に再興されたもの。
「厄除天井大獅子」の対面にある「お歯黒獅子」。
本来ならここで昼飯を食べていくところですが、どこのお店も順番待ちの状態で、しかも昼食をガッチリ食べてしまったせいかあまりお腹が空いていません。
もう1カ所立ち寄る予定をしていたお店に寄って帰ることにしました。
そのお店は、新富町駅近くにある「天まめ」というお店。
こちらでは屋号と同じ名前の「天まめ」というメニューがあります。「天まめ」は簡単に言うといわゆる「あんみつ」。
お土産としても販売されているので、豆好きなカミさんのために買って帰ります。
土産用の「天まめ」は作り置きしてないそうで、注文後パックに詰めるのでしばらく待つことになります。事前に電話予約すると作っておいてくれるそうです。
さて、帰りは有楽町に出て、JRの鈍行で帰る予定をしていました。しかし、荷物の数も重量も増え、予定変更して新幹線で帰ることにしました。
一旦有楽町から東京駅へ戻り、新幹線ホームに止まっていた車両に乗り込むと車内には誰一人乗っていません。車両を間違えたかなと思いましたが、そうでもない。
一瞬「貸し切り状態?」と喜びましたが、発車時刻頃には6割方席が埋まってしまいました。
築地ではお腹が減っていませんでしたが、新幹線の中で食べるため、東京駅構内でお弁当を用意。
リベンジに一応「築地 竹若」の海鮮丼にしました。
15時40分頃に掛川駅に帰着。
家に帰り、早速お土産の「まぐろ焼き・中トロ」を食べることにしました。
パックと一緒に「中トロをおいしく召し上がるために」と記載された紙片が入っていました。
それによると、「1匹ずつラップに包み電子レンジで30〜40秒温め、ラップを剥がしてオーブントースターで1〜2分加熱する」とおいしく食べられるそうです。
持ってくる間にパックの中で顔がつぶれちゃっていたのを整形し、温め直したら、あっという間においしく食べることができました。
「天まめ」も夕食後のデザートに食べてしまいました。こちらは食べている途中で写真を撮っていないことに気がついたので写真なし。代わりに「天まめ」を入れてきた紙袋の写真だけ。