5月3日(金)・4日(土)・5日(日)に、浜松市の中心市街地と海辺の中田島砂丘で浜松まつりが開催されています。
今まで一度も現地に見に行ったことがなく、10連休に子どもたちがせっかく揃ったので全員を引き連れて、今日浜松まつりを見に行ってきました。
中心市街地のメインイベント屋台の引き回しは夜間なので、明るいうちに行われている中田島砂丘の凧揚げ合戦を見に行きます。
会場へは浜松駅と、無料駐車場になっている飯田公園臨時駐車場から、片道280円の有料シャトルバスが運行されています。
僕たちは浜松駅までJRで行って、そこからシャトルバスで会場入りすることにしました。
シャトルバスは遠州鉄道のバスで運行されており、ほぼ待ち時間なしで次から次へとやってくるので、とてもスムーズに中田島砂丘へ着くことができました。
会場についたのは正午頃で、すでに大勢の観客で溢れていました。
気温が結構高く、暑さを感じながら人混みの流れに乗って凧揚げ会場に向かうと、木々の向こう側にたくさんの凧が揚がっています。
凧揚げ会場は広い芝生の広場で、芝生の上に立つと、さっきまでの暑さを忘れるような涼しい風が抜けていきます。
ポッカリと大きく開けた空間には無数の凧。
芝生の広場の中は揃いの法被を着た群れが一心不乱に凧を操っていました。
法被や凧にはそれぞれの町の印が描かれており、参加しているのはなんと174か町もあるそうです。
高度の低いあたりは風の流れが乱れているようで、凧は上下左右にフラフラ。ずっと高く揚がると風も穏やかなのか安定していました。
凧には初子(はつご)の誕生をお祝いし、名前が入れられています。
人と比べると凧の大きさがよくわかります。
印象的だったのは、凧が挙がると(実際には凧を持って引き上げるときなどにも)ラッパを吹き鳴らして、まるで甲子園での応援合戦のようだったこと。
広場の海側には各町のテントがずらりと並び、さながらカーレースのピットの様相。その後ろにはいろいろな飲食物を売る屋台が軒を連ねています。さらに後ろの高台は防潮堤の盛り土です。
防潮堤に登り、芝生広場の東側を見たところ。
こちらは西側。
パノラマで撮影するとこんな様子です。
防潮堤の反対側には太平洋が広がっています。
広場をぐるっと一周し、2時間ほど滞在して帰ることにしました。
会場に入る手前ではJTがゴミ袋とプラ製のトングを配布していました。
会場内でゴミを見つけたらゴミ袋に入れ、帰りにゴミを回収し、トングを返却するとタオルを貰えました。
緑色のゴミ袋を持っている人は結構いました。そのせいか会場内にあまりゴミは落ちておらず、結局大物は自分の出したゴミだったりしますが、良い試みだと思いました。
浜松駅に帰るシャトルバスも間断なくやって来て、待ち時間なし、しかも座れる人数しか乗せないので、とてもゆったりとストレスなく移動できたのは特筆に値します。