2019年9月6日 ガジェット
スマート家電リモコン RATOC RS-WFIREX4
昨年の夏に買った山善の壁掛け扇風機「YWX-BGD301」のリモコンの調子が悪くなってきました。
一番使うのは電源ボタンですが、とにかく反応しない。押しどころの癖も一定しないので、とにかくポチポチ押すしかない。
電源を入れたいとき切りたいとき、もう永遠にオンオフできないんじゃないかとイライラします。
もうこのリモコンを諦めて汎用の学習リモコンに切り替えることにしました。
でも、いざ代替品を探すとなかなか良いものが見つかりません。
で、最終的に決めたのはラトックのスマート家電リモン「RS-WFIREX4」。
これは、赤外線リモコンで操作する家電をスマートフォンのアプリでもってコントロールすることができる学習リモコンです。
扇風機だけじゃなくて、テレビや照明などのリモコンも集約できるので、機械の数だけリモコンを手元に置いておかなくても済みます。
パッケージの中は、セットアップガイドと保証書にリモコン本体と長さ約1.5mのマイクロUSBコードが入っています。
電源はUSB端子にスマホの充電アダプターなどから供給しますが、充電アダプターは付属しないので別に用意しないといけません。
セットアップガイドだけではあまり詳しい説明がないため、メーカーホームページに用意された「セットアップ手順」や「Webマニュアル」が助けになります。
また、この装置を使うには、宅内に無線LAN、つまりWi-Fi環境が必要です。
リモコン本体のサイズは約45×45×15mm。
先代は黒くてサイズも大きく据え置きタイプでしたが、新型はコンパクトになって壁に吊り下げられるようになり、白い壁にマッチするホワイトになりました。
裏面にはネジに引っ掛ける穴もあいています。
本体下部には、左から動作状態表示用のLEDランプ、マイクロUSB端子、WPSボタンがあります。
スマホ用アプリはiOS用とAndroid用が用意されています。
アプリ内に各機種、各メーカーのプリセットデータが用意されているのですが、なかなか一筋縄ではいきません。
扇風機の山善データに壁掛け扇風機という項目があるのですが、これでは動作せず、他の項目を順に試して動作するプリセットデータを探す必要がありました。
エアコンは動作するプリセットデータがなく、スマート家電リモコンの方が不便に感じたのでとりあえず諦めました。
RS-WFIREX4はインターネット回線を使って外部から室内の温度や湿度などがモニターでき、リモコン操作も可能です。外からエアコンを操作する需要ができたら、また考えたいと思います。
オーディオは、古い機種だったのでプリセットデータはなく、アンプのリモコンから使いそうな機能だけ学習させました。
Amazon EchoやGoogle Homeなどのスマートスピーカーと連携し、音声操作ができるのですが、我が家にはそういったものがなくて試すことができません。
でも、iOSがバージョン12以降なら、Siriで「Hey Siri、テレビをつけて」みたいに同じようなことが可能です。
とりあえず「Hey Siri、扇風機」と言うと電源を入れたり切ったりできるようにしてみました。画面をタップする必要もなくなって、何だかウレシハズカシな気分です。
<2019年9月22日追記>
スマホアプリの反応が悪くなってきました。iPhone SEのせいでしょうか?ボタンをタップしてもなかなか反応してくれません。
その反面Siriでの反応は抜群で、「Hey Siri、扇風機」「「Hey Siri、テレビ」ですぐに電源をON/OFFしてくれます。