iMacの起動ディスクをSSDにした

愛用のiMacは2013年に購入した27-inch, Late 2012。もうすぐ丸7年になる。

僕の利用範囲では性能的には全然問題ない。最新機種に買い換える必要性も見当たらない。使用するソフトウェアの関係で最新OSにしていないが、今はHigh Sierraまでアップグレードした。

最近ブラウザを使っているとページを表示できなかったり、ちょっと具合が悪い。ChromeだけでなくSafariでも同じような調子なのでOS側の問題かな?

年末までは調子よかったのでTime Machineで遡ってOSをリカバーすることにした。ついでに起動ディスクを外付けのSSDにしてより高速化を目指すことにした。

外付けタイプでパッケージされているSSDは割高なので、内蔵SDDと2.5インチHDD/SDDケースを手に入れて自分で組むことにした。

内蔵SSDは「SanDisk Ultra SDSSDH3-500G-G25」。
起動ディスクにはOSとアプリしか入れないから容量は500GBで充分だ。その方が安いし。

ケースは「ORICO 2.5インチHDDケース 2193C3-CR-EP」。
ボディが透明のプラケースで、高さが7mm〜9.5mmの2.5インチハードディスクやSDDに対応する。インターフェイスはUSB3.1 タイプCだ。

「SanDisk Ultra」の紙パッケージを開けると、スーパーで売られている豆腐のようなプラケースにくるまれたSDDが入っている。

黄色い紙片は端子部を保護するカバーシール。ケースに入れるときに取り除く。

プラケースの中はSDD本体と各国語対応の取扱説明書、それに「SanDisk SSD Dashboard」の案内シート。

取扱説明書は日本語にも対応しているが、電子機器を扱う上での一般的な注意事項だけでたいしたことは書かれていない。

「SanDisk SSD Dashboard」は動作状況を確認できるソフトウェアで、対応はWindowsユーザーオンリー。シートにはソフトウェアのダウンロードアドレスなどが書かれている。

機種選定するときに、「Western Digital WDS500G2B0A-EC」も候補にしていたが、SanDiskはWestern Digitalの子会社になって、どちらも中身は同じものらしい。
値段が「SanDisk Ultra」の方が安かったのでこちらにした。

インターフェイスはSATA3.0。

HDD/SDDケースのパッケージはSDDと同じく紙製で、中身はケース本体と中国語の取説、そして長さ50cmのUSBタイプC〜Aケーブル。

ケースは全体が透明なので中に何が入っているか一目瞭然。

背面側はタイプCのインターフェイスのみ。

ケースの上面カバーを前方へスライドさせると簡単に外れる。

SDD本体を斜めに滑り込ませ、後端を下に降ろせばガチッとホールドされるようになっている。

内蔵SSDは高さが7mmでケースの中に隙間ができるが、ケースを揺すってもカタカタ動くこともなくしっかり納まっている。

HDD/SDDケースには電源が搭載されておらず、パソコンから給電される。バスパワーのUSBハブに接続すると動かなかったり動作が不安定だったりするのでパソコンのUSB端子に直接繋ぐ。

電源供給が必要なUSB機器が増えて対応できるポートが足りなくなってしまった。仕方がないのでセルフパワータイプのUSBハブを追加注文した。

とりあえずiMacに直差ししていたBlu-rayドライブを抜いてSDDに差し替え。接続できると、ケース内部のLEDが青色に点灯する。アクセスがあると赤色に点滅する。

MacでSSDを使う場合、最初に接続すると「使えないから初期化する?」と聞かれる。
「ディスクユーティリティ」を起動し、「Mac OS拡張(ジャーナリング)」「GUIDパーティションマップ」で消去すると使えるようになる。

SSDの準備ができたところでふと思い立ち、ネットワークを有線とWi-Fiで繋いでいたのをWi-Fiを切ってみた。するとウソのようにブラウザの表示の問題がなくなった。どうやら犯人はルーター?

それで、Time Machineは昨年暮れまで遡らず、直前のバックアップからSSDにシステムを再構築。

SSD化の効果は、数値で残していないので体感でしかないが、起動時間とか動作が若干キビキビ速くなったような気がするという感じ。
まあ、とりあえずの悩みは解消し、環境がバージョンアップしたことで良しとしよう。

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