モノタロウ・カーゴバー

物撮り用照明にクリップライトを使っているのだが、脚がないから設置する場所を整えるのがなかなか面倒。

突っ張り棒の長いものが用意できれば床と天井で支えて、それにクリップしようと考えていたが、2m越えの突っ張り棒に用途的にも価格的にも良いものがない。

バモス用品を注文したときに一緒にこんなものを買った。長尺ものだから他の品とは別便で、違う運送会社が届けてくれた。

これは1600mm〜2900mmの長さに対応するモモタロウブランドの「トラック用カーゴバー」。

トラック内の荷物の整理や荷崩れ防止に利用するバーで、耐荷重40kgもある。外パイプの外径は30mmあり、重量も2.6kgとちょい重い。

写真のような感じで伸ばしてパイプにクリップが挟める。ものによるが、クリップが挟めるサイズとしては限界に近いかも。

ものが届くまでパイプのカラーはホワイトだとばかり思っていたが、実際はグレー。商品説明ページをちゃんと見たら書いてあった。

実はモノタロウでは同じ仕様で「スタンド 内装作業用 突っ張り式」というポールでブルーのものが別に販売されている。

価格も税込み2,079円で同じなのでお好みで良いのだけど、特価日に買えば1,900円以内で購入できる。2m越えの突っ張り棒で2,000円以下はなかなかない。

カーゴバーの構造は樹脂製の外パイプに、一定間隔で穴が開いた金属製の内パイプが入れ子になっている。黒い金具は内パイプの穴に爪が引っ掛かって下がってこないようにするストッパーだ。

ストッパーに直交して貫通するピンを右から押し込んでストッパーのロックを外す。
ストッパーを手前から押し込むと爪が穴から外れて内パイプがフリーになり、内パイプを自由に上下できるようになる。

伸ばすときはそうやって内パイプを上げ、天井などに当たったらロックピンを左から押し込む。

はじめて使ったときロックピンを左からは全然押し込めなくて、不良品か値段が安いから工作精度が悪いのかと思った。

これは僕の勘違いで、爪がちゃんと穴に入っていればラクにロックピンは押し込める。つまりバーの先端が天井に一番近い位置で、しかも爪が内パイプの穴に入るところまで伸ばせば良いのだ。

そして、最後に足元のベースを足で踏んで押さえ、外パイプを時計回りに回すとベースのネジが徐々に繰り出されて伸び、天井に固定される。縮めるときはこの手順を逆に行う。

最初は本当に仕組みを理解していなかったので、ベースを足で踏んでいなくて外パイプが廻らないと戸惑ったりしたが、ちゃんと分かれば何も問題なかった。

使い方は分かったが、ポールを垂直に立てるのは意外と難しい。ちょっと離れて見ると微妙どころかかなり斜めっていたりする。
慣れれば少しの手間で何もない場所に垂直ポールが立てられるようになるので便利だと思う。

あと、パッケージから取り出した状態のバーはビニール袋で包まれているのだが、ベースより細いため切り裂かないと取り出せない。
それと外パイプも内パイプもベタベタしていて、最初にしたことはパーツクリーナーで拭き取ることだった。特に内パイプは防錆剤が塗ってあったのかウエスが真っ黒に汚れるほどだった。

コメントをどうぞ

コメントをどうぞ (Japanese text only)

すべての欄が入力必須です。メールアドレスは公開されません。
コメントはすぐに表示されません。管理者が確認してから表示されます。

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)