2020年10月4日 静岡
久し振りの遠征・弁天島から龍潭寺へサイクリング
バモスに自転車を積載できるようにしたので、早速久し振りの遠征をしてきた。
といってもめちゃくちゃ遠くではなく、自宅から1時間ちょいくらいで行ける弁天島海浜公園まで。
弁天島海浜公園の駐車場は1回410円の有料。管理人はいないみたいで、出庫時にゲートの精算機で支払う。
10時過ぎに公園に到着。その頃には駐車しているクルマもあまりなく、好きな場所を選び放題。自転車の積み降ろしが便利そうな位置を確保した。
逆に帰りがけの夕方の頃にはクルマがいっぱいだった。
雨が降りそうな空模様だが、天気予報的には雨は降らないようだ。
スカッとした青空の背景でないのが残念だが、湖上にはシンボルタワーの高さ18mの大鳥居。
さて、この日のサイクリングルートは、弁天島海浜公園を出発してまずガーデンパークを目指す。そこから浜名湖の湖岸を通るサイクリングロードに入りみをつくし橋まで。
みをつくし橋でサイクリングロードを離れ、まず気賀の堀川城趾を訪ね、そこから最終目的地である大河ドラマ「おんな城主 直虎」で一躍有名になった井伊谷の龍潭寺まで行く。
復路は別のルートを走る予定でいたが、思いのほか時間が押してしまったため同じルートで帰ってくることになった。
自転車の準備を整え、いよいよ出発。
浜名湖サイクリングロードは一般道では路面に青い矢印が敷設されている。これを辿っていけば道に迷わず行けるはずなのだが、一般道から舗道をまたいでサイクリングロードに入ったりするので、そういう場所で迷ったりする。
以前は舗道がサイクリングロードの一部だったりしたので迷いにくかったが、自転車が原則車道走行になってこのような事態になったのだろう。
しかし、車道を通るように示されても路肩もない狭い道幅で、しかもクルマの交通量も多い。一般道はとても自転車で走りにくい環境だと感じた。
サイクリングロードにはクルマはいないのでホッと一安心。
それにつけても天気が悪いのが悔やまれる。しかし、遠州特有の風が弱かったのが救いだ。
舘山寺に到着。
今までに浜名湖は数度走っている。いつもは舘山寺は浜名湖パルパルの南側しか走っていなかったが、初めて北側の湖岸を走ってみた。
サイクリングロードの地図を見ると、今はこちらのルートが公式のようだ。
さすがサイクリングのメッカ。こんな天気でもサイクリングを楽しんでいる大勢の人に出会った。とくに夫婦連れが多いような気がした。
とか言っているうちにみをつくし橋に到着。この頃は雲が切れて青空が見えてきた。
橋を向こう岸に渡るとサイクリングロードとは一旦お別れ。
みをつくし橋のほんの目と鼻の先に堀川城趾がある。クルマが通る一般道に面した一画にある。
いま来た道を引き返し、気賀の街を抜けて北に向かうと目的の龍潭寺だ。
いくつかアップダウンをやり過ごすと「龍潭寺庭園」の看板のある駐車場に至る。龍潭寺は写真の左奥にある。
駐車場の道路側の端にサイクルスタンドが用意されていた。
龍潭寺に到着したのが1時少し前、まず駐輪場のすぐ左手にあったお店で腹ごしらえ。
店から出てきたら、また空は雲がちに。はっきりしない天気だ。
龍潭寺のトイレは石段を登った参道の途中にある。
こちら側にも他の駐車場から来る道にサイクルスタンドが用意されていた。
龍潭寺の拝観料は大人500円。JAFの会員証を提示すると450円になる。スマホのデジタル会員証でも割引してくれた。
龍潭寺については別のエントリーで中の様子などを紹介する。
カミさんから「奥浜名湖みそまん物語」を買ってこいと指令が入ったので、気賀に戻り、途中にあった「外山本店」に寄った。
「奥浜名湖みそまん物語」は奥浜名湖にある「みそまん」を販売している複数のお店のコラボレーション商品で、いろんな店の味を一度に味わえる。しかし、イベントなどのときにしか販売されず、通常は置いていないそうだ。
しかたがないので、「外山本店」のみそまんをお土産に買って帰ることにした。
舘山寺を過ぎ、あと少しでガーデンパークという場所で後輪の異常が発生。パンクだ。出先でのパンクなんて3年振り?しかもBESV JR1初パンクだ。
思えば朝から不吉な予感があった。JR1は後輪を外すときにモーターに繋がれているワイヤーをまとめてある結束バンドを切らなければならない。なので、出掛けに結束バンドから簡単に外せるビニールタイに換えることにした。
次に弁天島を出発してタイヤのエアーを補充していないことに気がついた。バモスにエアーポンプを積んできていたのに、チェックを忘れたのだ。
パンクに気をつけなければと思っていたのに案の定、まさかが起きてしまった。
さらに最悪なことに、タイヤをリムから外しているとき、ふと手から落ちたタイヤレバーが側溝のフタの切れ目の入水口に飲み込まれてしまった。
幸い残り2本でタイヤを外すことができたのでチューブの交換はできた。
チューブの交換や修理はこのような場所ではしないようにしよう。JR1はナットとか外す部品が多い。この後の作業は足で穴を塞ぎながら慎重に行いました。
翌日タイヤをチェックしたら、またパンクしていた。タイヤの中を触って異物がないことを確認していたはずなのに。
タイヤの表面をチェックしたら、なんと折れた釣り針が刺さっていた。現場でよく確認すればわかったかも知れないのに、時刻が遅くなっていて気が焦っていたに違いない。
この日の浜名湖はサイクリングロードにやたらと釣り人が多かった。釣り人の多いサイクリングロードは要注意だ。
結局弁天島に戻ったのは4時15分頃。それから着替えや後片付けをして帰路についたのが4時30分過ぎ。家に到着したのは6時をだいぶ廻っていた。
でも、買ってきたみそまんはとても美味しくてカミさんにも好評だった。
迷走距離:56.10km Av:20.23km/h